2007-12-27(Thu)

新車と呼ばれた、昭和44年型 CB750four(K0 砂型) 

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平成2年の別冊モーターサイクリスト誌で“絶版新車”と銘打って紹介された中の一台。
後に雑誌で紹介された方から他へ渡った車輌を何年もの間、保管管理を任されてた。

その間、人目をはばかり温存するだけでなく東京ビックサイトで開催された「クラシック&カスタムモーターサイクルショウ2000 Vol.9」の中で「CB750生誕30周年記念特別企画展」のコーナーを任された時や、青山のホンダ技研本社前で行われたイベントにも展示した。
その時のオーナーは、国内モノの砂型K0も何台か所有してたが、この車輌を購入に当たっても相談された。 行く行くはワタシにこの車輌の購入を勧めらる話も出たが、乗るに乗れない車両な故それほど購入欲はそそられなかった。
 

車輌に関しては、整備も任されたが雑誌で紹介された内容とは食い違いもあり、全くの新車では無い事もありオーナー共々少し落胆した。
例えば、ドライブチェンが米国製に交換されてたり、ウインカーリレーも取って付けた様な社外品であった。 マフラーは無刻印なのは当たり前だが3本も穴が空いてた(しかも1本は手が入るくらい)
5千番台半ばでエレメントケースにまだフィンが無いのも合点が行かない(汗) 

タイヤが交換されてたのは雑誌の記事で読んだが、前オーナーは走らせる事が目的でなかったのなら何故交換したのか? 恐らく極端に減ってたか 違うパターンのモノに既に交換されてたと想像するのが普通かと…、 それはオリジナル度の検証ならせっかくのダンロップF3&K87(Mk-Ⅱでない)を外す事もないと思うからだ。
他にも不可解な箇所はあったが…、


しかし、それでも“新車”としてではなく総合的な判断で考えれば「展示車輌としては、素晴らしく良いコンディションのCB750four」と言える。
そこで “展示車輌として” と何故前置きを入れたかと言うと、各部メンテナンス後エンジン始動した際にメカノイズが出てたからだ(爆)
そのノイズとは回転数に応じて等間隔で発生してたので、動弁関連の不具合に因ると推測したが、いずれにしてもエンジンを降ろして分解が必要だったので、オーナーと相談した結果「特に乗る事もないので、今はそのままで良いよ」ってことに…。
実際の不具合箇所の特定は空けてみてのお楽しみと…(苦笑)
 

確かにメーター器の積算計は1マイル程度だったが、マイル表示の新品当時物スピードメーターを手に入れるのは20年以上前なら比較的容易に出来るハズ。

疑えばキリがないが、そんな問題より 現状でオリジナルと言える90%以上の検証と当時のメーカー仕上げの粗をさ具合をチェックする事に専念した(笑)
砂型としては後期となるモデルなので、国内でも販売開始されて間もない頃だ。
輸出車輌との違いは、ヘッドライトユニットが4輪車のモノと互換性を持たせてあるタイプ。 スピードメーター器が北米仕様ならマイル表示。 テールブラケットが長く、レンズサイドのリフレクターが赤に。スィングアームに注意書きのラベルが貼られてる。 ステップペダルが可倒式。 とまぁ そんな程度の差なので、決定的に国内仕様との大きな差もない。


外装部品 特にタンクなどのカラーパーツは、仕上げの粗さが目立つ。 
この車輌も含めて言えるのは、当時のペイントは艶々でなく 埃も僅かに入って、しかもムラがあるのは承知してた事だが、それに合致することでオリジナル具合の納得が出来る点だ。

レストアする時などで 「オリジナルに忠実な仕上げ」 を目指すなら如何に艶をコントロールするかで趣が左右されるから注意が必要だ。
そりゃ~、カスタム指向とか、オリジナルなんて糞食らえ!!ってなら テロッテロな艶に仕上げても文句言うヤツはだれも居ないと思うが…(笑)


メッキに関しては、ムラはなく厚化粧もなく アッサリした出来だ、もちろん痘痕などあるハズもない。 しかし良く見ると僅かなバフ目が確認出来る箇所もある。
エンジンやブレーキハブのアルミバフの箇所は、程良いバフ目があり クリアーの塗装処理もされてるが、それが黄ばんで良い感じになってる。
そのクリアー処理の内部から腐食が始まったら剥がさざるを得ないのが難点だが、この車輌の場合も数カ所に剥がれてる面も見えるが 全体的には良い方だ。
 
先に述べた始動確認を含めた軽整備の際には、中部地区の個人に因ってリバイバル生産されたホンダ純正の無番マフラーをセットで組み付け、ウインカーリレーとドライブチェンの交換をし、今は亡きオーナーの元に返した。
それから4年の月日が経つが、車輌の消息はあえて掴んでいない。
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コメント

No title

ほ~。。
やはりあるところにはあるものですね!
ちなみに僕のK0も国内7500番台の車両で、昭和53年から廃車手続きをし眠っていた車両でした(^^;)

No title

表には出ないだけで、まだまだ世の中には温存されてる車輌はあると思いますよ。

そぉですね、ツインカムのCB750Fが登場してから十数年間のCB750Fourは過去の遺物であり厄介者の時期もありましたから、逆にその間も乗られていた人は少ないですよ。

初期金型の件はドリームのHPで少しだけやり取りしましたね。その節はど~もです(笑)

No title

ぉお‼ブルーグリーン🎵
東京ビックサイトやホンダ青山本社のイベントでは注目の車輌~~当時シルバーさんから案内していただいたことなど思い出してホント懐かしいなぁ~(^^)
ウチから近いところにあるようですので、またこのマシンに再会できることを楽しみにしてます。

No title

> ちば夢ノ介さん

ビックサイトや青山・・・ 既に15年以上前ですね~

その後あれこれ有ったようですが、今は元に戻って一段落ですね~
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☆シルバー

Author:☆シルバー
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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