2007-12-25(Tue)

たらい回しにされた CB750Four

先月(11月22日)サーキット走行会の際に持ち込んだCB750Fourを紹介。
 
世界戦略車として海外、特に北米向けに先行発売したホンダのナナハンも、少し遅れたにせよ昭和44年8月10日にいよいよ国内販売開始された。
ワタシの所有する車輌も同じ年に製造された車輌だが、ベース車輌は既に至る所が改良と更なる量産体制に向け見直しされたモデルとなる。
その後も幾度となく改良される事となるが、それはCB750Fourに限った事ではなく全ての工業生産品に共通の流れであり、拘るとキリがないが好き者にはそそられる何かがあるのも確か(笑)
 
そんなこの車輌の入手は、平成2年に長野の方から購入。 フレームに何枚もフィンの欠けたエンジンと前後足周りが着いていた状態で、後はバラしてあった。
外装はメタリックの黒にゴールドのピンライン入りで、前所有者は仙台の方だったらしいと…
しかし書類上の最終所有者は神奈川の人の名義だった(汗)

前所有者は、そこまでバラしたがエンジンまで降ろしては動きが取れなくなるとのことで、仕上げるのを諦めたらしい。
バラな状態でも20万円弱で買ったが、この頃では安くなかった(汗)
最初からカスタムで仕上げる予定だったので、オリジナル部品の是非は問わなかったが、K0をベースにしたい気持ちは譲れなかった。

製造番号は1万番台半ばで、恐らく昭和44年の暮れも押し迫った頃に生産ラインを出たと推測される。
いわゆる“金型-K0”となり 立ち上がり生産分の“砂型”クランクケースモデルに代わる量産体制対応モデルとなる。
 
ミッションカバーは、当時の耐久レースに使われた車輌を模して不要な部分をカット処理した。
バックステップもCB750用のモノではなく、SR400用に用意された英国製で鉄の平板をベースとされてたモノを加工し取り付けた。

サイドカバーのスタイルは、70年代半ばにアフターパーツとして流行り数社から各車種に対応したアルミ製のフィン付きカバーがリリースされたが、何故かCB750用だけは無かった為この車輌の為に新規製作した。(せっかく木型から起こしたので量産した。因ってワンオフではない)

タンクキャップの件は、以前話した経緯の通りだが、この仕様にして既に17年程になるので、自身では すっかり見慣れたアイテムとなる。
リアサスはコニを使用するが、これも車輌を仕上げた当時でも欧州で販売されてはいたが、日本の総代理店であるFET極東としては国内では不人気車種なのでカタログ落ちしてた為、欧州から個人輸入した。(後にフルラインナップされたが…)

シリンダー脇のオイルパスキャップ部から取り出した油圧計は、70年代当時の雑誌でも同じモノを探すことは出来、これも15年くらい前に未使用品を手に入れた。
ポイントカバーも当時キジマで製作販売されてた<HONDA>文字入りのアイテム。
ダイナモカバーもキジマ製だが、こちらは70年代終わり頃に同社が欧州向けに製作販売したメッキでフルカバータイプの製品に手を加えたモノ。


上下の画像は15年近く前に雑誌に取り上げられた時のカットだが、その時のマフラーはデイトナ製のカチ上げメガフォンの無加工品を付けていた。
これは見た目より排気音が穏やか過ぎるのが難点。 当時はサイレンサーをぶん抜いてまんまメガフォンにして乗ってた輩も居たらしいが、それは半端じゃない音だったと…。
せっかくの無加工品のサイレンサーを加工してまでは勿体ないので、今は外してヨシムラタイプの直管にしてる。

フロントブレーキはWディスクとするが、只反対側に1セット足すだけだとバネ下加重が重すぎる為、18インチでアルミリムにし、ローターも薄く切削+穴空け加工を施す。
マスターシリンダーも現在はCB750F-Ⅱ用に変更。

ハンドルは現在K&N製スーパーバイクバーにしてるが、当所はCB450K0用を使用。
リアサスは、現在のモノではなく、米国に残ってたデッドストックの初期モデルのコニを送料込み15,000円程度で買ったモノ。しかし直ぐにダンパー抜けした為に欧州からスペシャルDを取り寄せた。

現在の様にネットオークションもなく、比較的マイナーな車種であったCB750の社外品を集めるのは容易で無かったが、その分 見つかれば競争相手が居ない為 安価に入手も出来た。



少々話は逸れるが、しかしまぁ~ その雑誌に掲載されたのを読んだ時には、説明文の間違いが多かった事に愕然とした。
この時に、出版社(記者)なんてイイカゲンな輩が多いのを痛感させられた。それはその後、急速に人気が出たCB750に対して書かれた記事を読むと、執筆者の知識が追いついてない事も容易に推測できた。
それらの間違いも含めた記事を読んで吸収しようとするファンが 急増したのは言うまでもないが…(苦笑)
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コメント

No title

雑誌の間違いは本当に多いですね。
間違いは鵜呑みにされますし。。
バイクだけでは無いですけど、単に好きなだけでやっている人が多いのでしょう。

過去に載せた私のバイクの写真をそのまま使い回して、しかも間違われた・・・ってのが最近ありました。
話がそれてしまってスミマセン・・・。

写真のCB、ナンバーが750ってスゴイですね!!

No title

そぉそぉ、身近な人しか真実を知らないから軽く見てるんじゃない? …て風に思わせてくれますよ(爆)
その証拠に、口約束は何度もすっぽかすし、その場だけってか月刊誌なら月替わりで過去を捨ててるのか??とも感じる。
もちろん、雑誌に関わる人の全てではない 極一部の怠慢で調子の良いヤツだけだと思いたいが…

しかし、勝手に写真の使い回しされるのもキビシイっすね(汗)

あっ! ナンバーは一部画像処理してますよ。 番号はイジってませんが(笑)
それより、cs90zさんが、例のパーティーに来られなかったのは残念でした。

No title

aofuriこと旅ガラSです。ご無沙汰しております。楽しく拝見させていただいています。僕はこの車両が雑誌に載っていて(カッコイイなぁ~)と思ったのを覚えています。恥ずかしながら僕はそれらの雑誌を鵜呑みにしている一人です。僕自身のトンネルを抜けるのが早いか750CBの車検が早いかわかりませんがいつか一緒に走りたいです。これからも楽しいブログ期待しています。とりあえずご挨拶まで。

ps クリーナーケース必ず引き取りに伺います。ご迷惑をかけて申し訳ありません。

No title

旅ガラSさん、ご無沙汰してます~!! 実は昨日の朝に携帯へメール送ったんですが宛先不明で返ってきたのでチョットだけ心配してました(笑) そぉですか、トンネルの中で受信できない状態なんですね。。。。
住まいは今までと変わってないんでしょうか? もしかしたら広島に行ったのかな? なんて気もしましたが。。。。

No title

こんにちは。
20年以上まえ、CB750Fourのの爆音を聞いて驚くやら、惹かれるやら。いや~びっくりしました。バリバリバリととてもいい音がしていました。
その音が忘れられず今でも乗りたいバイクの一台となっています。
20年前は安かったのですね。今では実働車ですと、100万以下なんて無いですけどね。
今CB750を持っておられる方が羨ましいです。
また寄らせていただきます。

No title

ファン登録ありがとう♪
ナナハンも20年前なら不人気車でしたので雑誌のネタにもならず、とても安かったですね(笑)
実は、ワタシもRZV500は1台+α 所有してますし、以前はRZV500で病院送りにもさせられました(汗) また いつかは復活させてやりたいです! …が、走らせないと勿体ないので もしかしたら手放すかも…(悲)
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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