2009-11-11(Wed)

組み付けの順番とその意味

ここしばらくは すっかりイベントやツーリングネタの記事が続いていたが、作業ネタで書く為の画像も溜め込んでしまってる。
作業の合間にカメラに納めるのだが、納めた時の状況をメモったりなんかはしないので、画像を見て思い出しながらの記事になるだろう。
最近のネタから書いても良いとは思うが(第三者には、いつ頃の画像かサッパリ分からないだろうし)順不同で適当に進めよう(笑)
 
今回は、ホンダドリームCB750Four に比較的よく見られる組み間違いネタだが、リアブレーキ制動中にパネルを回転力から抑えるリアブレーキストッパーアーム(トルクロッドとも トルクリンクとも呼ばれる)を支えるボルト関連。



この画像の車両は今年の春頃だったか、タイヤ交換に来られたCB750Four(砂型K0)であるが、ワタシの所でタイヤ交換したのも含めこの箇所をチェックしたのも今回初となった。
そんなタイヤ交換時に気が付いた ストッパーアームの スイングアーム側取り付けボルトの不具合。

一見、プレインワッシャー(平ワッシャー) + スプリングワッシャー + 六角ナットの組み合わせで、まともな様であるが…   それ自体が変でありオマケに割りピンが無いのは恐ろしいのである。



分解して見ると…  取り付けてあったのは標準ボルトで、有る程度 動きを持たせなきゃならないストッパーアームを完全固定させかねないパーツ構成となってしまってる。
しかし、スイングアーム側で挟み込む様にストッパーアームを取り付ける為にカチッっと締め付けるにはムリが生じる。 因って、割ピンも無いのに関わらず締め込みも甘い状態であった(汗)

それ以前に、ストッパーアームの穴と標準ボルトではガタが多くなる為に、ブレーキング度にギクシャクすることもある。
他の同じ様に標準ボルトで間に合わせられてた車両では、ストッパーアームの穴が長く広がってしまい、ブレーキング毎にカチッ!と堅い音を発生させる迄になってしまったのも見る。

本来は、画像にもある様な段付きの専用ボルトを使用し、カチッとナットも締め込んだ上に、スプリットピン(割ピン)で万一の為に備える。



この様な場所には必ず割りピンを使用し、間違ってもロックピン(Rピン)など使用しないこと。

Rピンは、頻繁に脱着を行う箇所に適用されがちだが、それも適材適所となり、割ピンとは多少の違いがある。
使用用途を間違えると命取りになりかねないので注意が必要!

ついでに、メインスタンドシャフト部の締め付けボルト左右が欠損(装着忘れ?)していたので、取り付けもする。



この画像は、また別の車両である CB750Four - K2 のタイヤ交換時に気が付いたモノ (ここまでなってて気が付かないハズもないが)

言わずと知れてるだろうが、本来ロックピンが入るところだが、ダブルナットとして回り止めの役割を与えてる様だが…  間に平ワッシャーが挿入されてるので、どれだけロックが効いてるのやら??
しかもその奥のワッシャーの入り方にも間違いがあり、それこそダブル間違いと化してる様だ(汗)
更に言うなれば、これを組み付けたのは、仕事として作業をされた方だと聞いた。



こちらは、今年の夏 暑い時に訪れた やんちゃなオヤジさん。
数台のCB750Four をコレクションしては乗り回してる方だが、最近仕上がったCB750Four(金型K0)の試運転がてらタイヤ交換に来られた。

これもこの時が初お目見えとなったが、やはり変な組み付け方を見つけてしまうことに…



ブレーキパネル側はロックピン(Rピン)を使用することは間違いないのだが、その奥にしっくり来ない組み付けを見ることが出来る。



ロックピンを外しナットを緩めると分かり易くなろうが… 六角ナットの直ぐ奥にはバネが効かず だらしなく広がったスプリングワッシャーが見て取れる。



取り外して装着されていた順に並べて見ると… スプリングワッシャーはこの通りだが、プレインワッシャー(平ワッシャー)も内側が潰れ変形してしまってる。

通常のナット取り付け順は、平ワッシャー + スプリングワッシャー + ナット なので変ではないが、この箇所はサイズ及び順番に特徴があるのだ。



やはりスイングアーム取り付け側と同じ様に専用の段付きボルトを採用されてるのだが、ストッパーアームには若干の動きを持たせる為に完全固定させない様に組み付けられる。
その為、パネルよりも若干長めのボルトの段付き部分(太い部分)に 真っ先に掛かるのは10ミリのスプリングワッシャーとなり その次が8ミリのプレーンワッシャーとなる。

それを六角ボルトでカッチリ締め付けたら、此処は割ピンではなく ロックピン(Rピン)を用いるのだ。
頻繁に脱着させる箇所であり、万一のピンの紛失でも発見し易い所でもあるからだろう。

パーツリストやマニュアルを良く見れば、違いにも気が付く箇所ではあるが、それらが絶対とは言い切れないこともあるので、装着の意味を理解出来れば見落とすことも無くなるかと思う。

と言っても、ワタシでもまだまだ分からない事が多いのだが… (^^;
 

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コメント

No title

シルバーさん、おはようございます。僕のK1をみていただいたときもよい意味で間違っているとのことで、帰ってから直しました。
なるほど!と思いました。
うっかりはちべえ的な部分でありました。
酒の仕込み作業が始まり忙しくなりました。
落ち着いたらまた遊びに行きますのでよろしくお願いします。

No title

ハナイズミさん、遊びに来られてから早半年が経とうとしてます。
良い意味で間違ってる指摘をしたことも、何処の箇所なのかすっかり忘れてしまってます (^^;
俳優の高橋元太郎さんも、丁度 CB750-K1 が発売された頃から30年も うっかり八兵衛の役をやられてて 今となってはもぉ68歳なんですね~!(今日テレビで見ました)時が経つのは早いモノです。

冷え込む早朝からの仕事 ご苦労様です!

No title

先日の我がW3の、チェーンアジャストのナットの緩みと、ワザと逆向きに取り付ける裏技を思い出しました。
深いっすね~!

No title

作業中の写真は撮るのが面倒ですよね(手が汚れていたりして…)
でも、こういった画像を拝見するととても勉強になりますね!
割りピンは…面倒なので、ついついβピンに頼りがちですが、改めないといけませんね!

No title

オォォー!!w(゚ロ゚)w ((φ(・д・。)ホォホォ
(*゚ロ゚)ハッ!!おらのも・・・(〟-_・)ン?見てみます(*´`*)ニタァ

キャ━━━━(#゚ロ゚#)━━━━ッ!!やんちゃなオヤジ様♪
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル ケッサク!凸ヾ(・∀・` )ポチですね♪

No title

ひのたまWさん、チェーンアジャスターのロックナットは締め忘れしやすい箇所ですね。
締め忘れても危険性が少ない箇所は、気を抜いてしまいがちです。

ナットも面取りする側をどちらに向けるか!?用途に因って考える所です。
両面取りナットを使用する箇所でも、そのナットが手元に無い時は、やむを得ず片面取りナットを使用し あえて逆さまに使うような感じで取り付けますが、どちらの面を優先させるか?ですね。

No title

きゃ~ちゃんさん、ワタシのカメラはそれほど高価でもないので、汚れた手でもバシバシ使用してます (^^;
それでも確かに面倒に思うことはしばしばありますし、作業を待ってる方が居ても構わず撮影してると、怒られそうな気もしますが、その辺の空気を読んでの作業も欠かせません(笑)

Rピンはβピンとも言いますね! 指してるモノは同じなので、話が通じればOKですね (^^)
βピンは作業性向上にメリットは有りますが、安全性は割ピンに適いません。使用者がそれを理解して活用してるなら良いですが、案外安易に使用してる方が多いように見受けられます。 キケンな使用状況も多く見てますので、後日 事例を記事にする予定です (^^;

No title

エビゾ~さんの地元の「やんちゃなオヤジ」さん登場です。 後で画像内でセリフを吐いてもらいましょ~か!?(笑)

エビゾ~さんのナナハンのこの部分(パネル側のメンテ)は以前ワタシがしましたが… 確認して もし間違いが有ったなら! それはワタシの仕業ですな(汗)

No title

βピン/割りピン/ワッシャー/ボルトに訳有り ナットに納得 (-_-;)
違った目線で再チェックしてみますね!!

「やんちゃなオヤジ」さんってエビゾ~さんの地元の方!?
大霊界から降臨なさった若き日のさるお方かと…??

No title

一文字さん、ダブワンの同じ箇所の場合 奥から プレーン(平)ワッシャー / スプリングワッシャー / (二面幅14ミリの)六角ナット / コッター(割)ピン が純正指定となります。

やんちゃなオヤジさんは、エビゾ~さん宅からナナハンで約5分くらいの住まいかと思います。
ちなみに、エビゾ~さん宅から白CBさん宅は、歩いて10分くらいかな?
更にワタシの所までは、歩くと1日は潰れますね(笑)
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☆シルバー

Author:☆シルバー
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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