2008-03-28(Fri)

本日の修理 (W1S)

 
昨年春先に一度手を加えたことがありますが、車検を切らして10数年経ったかな??ってくらい乗ってないようです。
オーナーは自動二輪を3台も持ってるので、やっとこのダブワンに乗ってあげる順番が回って来たらしい(^^;  十分暖かくなってきたし、来月から自賠責保険も大幅に下がるので、好都合とのこと!!



昭和45年型 カワサキ 650 W1S であるが、少し何処かがおかしいと思われませんか?

そぉ W1S なのに右ブレーキにしてある所です。 なかなか右チェンジに慣れない(とっさの時の自信が無い)方は、この車輌のように W1S-A のリンケージを利用し左右の足の操作を入れ換えしてしまいます。
この車輌は、ミッション内部にも手を加えシフトパターンもリターンに変更してしまいました。



左チェンジにしてあることから、チェンジペダルのシャフト生える W1S-A のプライマリーケースを使用しているが、カバーに大きく < KAWASAKI > の文字が入る為、それを前回の修理預かりの時に削り落としてしまいました。
やはり W1S のカバーは ツルッ! としてる方が似合いますから!!(笑)



で、今回は、ヘッドカバーからのオイル漏れ修理だが、漏れの原因の多くはタペットカバーからの滲みが目立ったが、ロッカーカバーの左前方からも怪しい感じがした。
案の定プラグホールの直ぐ前側のネジ山は舐めていた。 更にその前側のリコイルした箇所も縁に盛り上がりを見せている!一体これは??
ロッカーカバーのネジが通る穴が本来8ミリネジが通る所を10ミリネジが通せる穴に拡大されていてる為だった。
ロッカーカバーも要交換になってしまう(爆)



壊れたネジ山を新たに製作させるキットがあるのでそれを使用する。
本来のネジより一回り太いネジ山を立て、そこにステンレス製のバネ状になってる材料をねじ込んで再生させる。

その為にまず専用のタップを使用しネジ山を立てるが、穴が斜めにならないように他のネジ穴に定規代わりのボルトを立て、それらと平行になるよう注意深くタップをねじ込んで行く。
切り子が飛んでも掃除の時に厄介にならぬよう養生しておく。



エアーが使えない状況でのネジ穴に残った切り子は、細いドライバーの先にグリスを付けそれに付着させて取り除く。
本来ならヘッド単体にすれば完璧を期せるが、ネジ山一つ作り直すのにヘッドガスケットを無駄にしたくないし、精密さを求める所でもないので、このような作業で済ませる。



専用のインサート工具を使ってコイル状のスプリューをねじ込む。



ねじ込んだ後はオイルストーンで面出しし、ネジ修復の作業は終了となる。 あとは、プッシュロッドを合わせてロッカーカバーを組み付け作業とする。
今回のネジ修復は1箇所のみであったが、既にこのヘッドは7箇所もリコイルされてるのが見て取れた。
なかなか弄り倒されてる過去があるようだ(汗)

その後、フロントフォークブーツの交換と、ウインカーの点滅が1分間に30回無いくらいに遅いのでウインカーリレーの交換を試みたが、端子がハンダ付けされていた頑固者だった(爆)
 

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コメント

No title

すごいですねぇ~^^
EGのOHもやっちゃうんですか?

No title

高度なメカニズムには着いて行けませんが、それなりに色々やってます(笑)
今後ともヨロシク~♪

No title

ナメるのが得意な僕にとっては魅力的な道具ですが、実際にやってみると難しそうなので餅は餅屋だと思っています。

因みに僕のナナハンはプラグホールがナナメっている感じなので次回(いつ?)おろした時には必須項目でお願いしようと思っています。

また一台オートバイが生き返ってよかったです。

No title

旅がらSさんが本当に得意なのは「舐める」方ですよね?
(笑)
強烈なネタはガイドライン違反しますので控えめに!!

No title

本当にヘリサートだらけですね~
苦労が、手に取るようで(笑っちゃいけないデスヨネ!…

No title

ダブワンは新車時からオイルが滲むのは珍しくなかったと聞きます。
雑誌に試乗記を記載するプレス向けの車輌は、良い記事を書いて貰いたいハズで万全の体制でメーカーから貸し出したのに、オイル漏れが激しいと書かれてましたし… W3ですが、当然新車時の話です。
激しいオイル漏れはともかく、少しの滲みでも気にして増し締めし易い箇所はネジ山が崩れるほど絞め込んだ結果なんでしょうね(汗)

No title

ここしばらくブログを拝見させていただいておりますが、CB72・CB750やWなど旧車に関する並々ならぬ知識とレストア経験をもっておられることが窺い知れ、感服している次第であります。
私の扱う車両は実用車が中心で、古いものでも80年代のものがちらほらという感じです。(SAのレストアは個人的な趣味であります)
CB72についてのご指摘はまさにその通りと言いたいところですが、72を手に入れたいというのは私の密かな願望でありまして、残念ながら今現在手元に72はありません。
それよりも、貴ブログにて紹介されておりますCB450(青いクジラタンク)が目に焼き付き、72よりもむしろクジラを所有してみたいという強い想いに支配されつつある今日この頃です。
長くなりましたが、今後も貴ブログを楽しみにしておりますのでどうぞよろしくお願いします。

No title

コメント及びファン登録ありがとうございます。 いやはや、非常にアバウトな整備方法を得意とするワタシとしては小川メンテナンスさんのお言葉は嬉しいと言うか こそばゆいと言うか…(笑)
CB72 の件ですが、クジラとの魅力は甲乙付けがたいですが、個人の感性にどの様に響くかが決めてになるでしょうね! 今後とも宜しくお願いします♪

No title

画像はご指摘のとおりネット上で見つけプリントアウトしたものです。
非常に状態のよい72でしたので、モチベーションを上げるために作業中、常に目にはいるところに貼っておいたものですが、まさかこの車両のオーナーであるとは・・・
なにか気づかぬところでご縁があったようですな・・・ニヤリッ

No title

私はやっぱりW1の色は赤が好き、どきどきした

No title

jammygoさん、コメントありがとう!
赤のダブワンは・・・・・ 短い間の付き合いでしたね・・・・・ ご愁傷様です。。。。。
ところで、ボニーは元気ですか?(笑)
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☆シルバー

Author:☆シルバー
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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