2012-03-27(Tue)

走り出して分かること。


先日記事ネタにしたカワサキ250メグロSGの後日談となる。
走ることに対しての期待を持たなかった為に、エンジン始動に関する整備のみを承った車両だったが・・・。
 
その半年後となる昨年1月後半の頃に、再びの整備依頼を受けることとなる。
 
当初エンジン始動だけで良かったハズで、その始動性に問題が起こった訳でもない。
まぁ~ 自然の成り行きでもあるが、エンジンの鼓動を聞いては乗りたくなるのも人情だ。
その流れで、走り出して初めて分かる各部の不具合が気になってきたとのこと。
 

 
まずは、気にする度合いが低いもののオイルが漏れてる様だと・・・。
それはエンジンのクランクケース左側とのことで、カバーを外しオイル汚れの酷いところを辿って行くと、クラッチのプッシュロッド部とスプロケットのシャフト付近に絞られた。
 

 
キックスターターギアやスプロケットカバーとスプロケットまで外し、油汚れを落とし始動確認を行う。
こんな時は、セルフスターターが装備されてることで助かる
 
が・・・しかし、エンジンが十二分に熱くなる程 いい加減稼働させても一向にオイルが滴る兆しがない
もしかしたら、ドライブチェーンが装着された状態で、スプロケにテンションが掛かるとシャフトがわずかに後方にズレてオイルが滲むのかも知れない。
あるいは、ドライブチェーンオイルも含め長年のオイル汚れの蓄積が、エンジンの始動による熱で流れ出したのかも知れない。
 
状況的に酷いものではないので、この状態でしばらく乗って様子見をして頂くことにした
 

 
今回の本題はこちらで、走り出して初めて機能するサスペンションのオイル漏れである。
 
そもそも走ることに期待してなかったのだが、半年前にエンジン始動が復活された時の鼓動が、以前乗った時のそれと違った感触を得たことで、近所を走らせることになったと・・・。
すると明らかに違うエンジンフィーリングに、寒い時期にも関わらず、チョットした仕事の用事でも往復50キロ程度でも楽しく乗れる様になったことで、今回の事案に結びついたのだ。
 
その経緯を聞いた時に、やはりエアクリーナーに巻いたスポンジが足を引っ張ったのでしょうから・・・と話すと、それも以前依頼した修理屋さんで行われた事だと聞かされた時には、正直オドロイタ!! (;゚Д゚)
 

 
漏れたオイルがベタベタなのは左側だけであったが、右側も同じ動きと同じ環境にあるので、基本的には同時にシール交換を行う。
フォークがフルカバーなので、外してみないと状況が分からないことで尚更だ。
 

 
分解してみると、やはりアウタースプリングの下方は、右側もオイルで湿っていた。
 

 
劣化するのはオイルシールだけではない、オイルシールが填め込まれるアウターナットには、ホンダCB72やカワサキW1なども同じ構造だが、Oリングも入るので、それのチェックも忘れてはならない。
 

 
ここまで分解清掃とインナーチューブの稼働部のダメージや曲がりなども確認したら、あとは組み付けるだけなので気楽なもんだ
 

 
オイルシールは、サスペンション専用でカワサキ純正指定でもあるカヤバ製の同一寸法品を使用する。
さすがに今となっては、カワサキからはサポートを受けられない様だが、そのものはまだ生産されてるようで、何十年も昔に生産されたモノではないものも入手可能だ (‘`)
 

 
フォークの組み付けも済んだら、前回は見送った前後タイヤの組み換えに取り掛かる。
 
しかし、この時は意外と厄介なことになるとは思わなかった。
前回の記事でも軽く触れたが、第一
 前後が同じ3.2518サイズなのは変なのだ
 しかもリアの指定サイズは3.0018なので1サイズ太く、フロントに至っては指定の2.7518より2サイズも太いなんて・・・(~_~;)
 

 
前輪に履かれていたタイヤを後輪に履き替えた分には、すんなり行ったのだが、問題はフロントに履き替えたタイヤが、前後のリム幅の違いにも関連したのであろうか
 おそらく前後逆に履いてみたらギリギリで接触がなかったのだろう。
しかし、今回 前後組み替えることで、そのままではフェンダーの内側にバッチリ接触して、回転抵抗にもなると同時に摩擦音を発生することにもなった。
 
応急的に張り出してる箇所を削ることにしたのだが、いい加減削ってもなかなか摩擦音が聞こえなくなるまでに至らない。
結果的に、所有者に説明の上で純正指定サイズに組み替えて事なきを得ることとなったが・・・・。
 
所詮人間が行う作業なので、多少なりとも間違いや勘違いもあるだろうしワタシ自身 他人事ではないが、このタイヤサイズで交換したことと、エアークリーナーのスポンジのことも含めて、以前依頼したバイク屋さんの仕事ぶりには疑念を持たずにいられなくなってしまった。
このカワサキメグロの持ち主に至っては、当事者なのでとっくに信頼感が薄れたとのことだが、ワタシもかつては交流があっただけに、今回は残念な一面を見てしまった。
 
 
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2012-03-18(Sun)

割り切った作業依頼


これまた一昨年前の夏のことになる。
 
時折、ヤマハのミニトレとホンダCB750F系の修理を依頼される方から、近所に住まわれる親戚からの頼みで、カワサキ250メグロSGの修理を請けてくれないか?とのことだった。
 
まぁ~請ける請けないは、どんな事を依頼したいのか内容にも因ると言ったが…
単に、エンジン始動をして欲しいとの、単純なことだった。
実は、そんな言うほど簡単ではないだろう?と、現車を見ないと話にならないので、持ってきて頂くことにした。
 

 
で、当の所有者は不在のまま、代理依頼者が軽トラに載せて来たのだが…。
全体的に整った感じで、非ノーマル箇所は燃料コックとエキゾーストマフラー程度で、メッキや塗装からウインカーやハンドルスイッチやバックミラーに至るまでオリジナルを保っていた。
 
もし、更にオリジナルへ戻したいなら、純正のマフラーも提供しましょうか?と話したが、如何せん代理人なので それは保留ってことで…。
 

 
まず、フロントタイヤのパターンがイマイチだが、これだけを見れば差ほど気にすることもないが、リアタイヤを見てからだと気になってくる
 

 
こちらは、軽トラから降ろすまえから気になっていたのだが、イマイチどころか違和感おおあり!! (ノ∀`)
単に、前後に入れるパターンが逆さまなのだが、何故かタイヤサイズは同じものだったから尚更
何故わざわざ逆に組み付けたのだろう
 不可解ではあるが後に謎は解けるのだった。
 
まぁ~同じサイズなので、組み替えは後でも出来ることだし… 本題に入るとするが、まずは これまでの経緯を聞き出し、状況を把握する。
 
何でも以前は、地元で有数な整備の腕を持つバイク屋さんで、走るように一通り診てもらったのだが、近所を数キロ走っただけでもプラグを掃除しないと帰って来れない状況だと言う。
そんな走りに落胆してしまい、乗るのも億劫になり放置することに…
しかし、数年間の放置期間中にでも、目に付く所に単車があると気になるもので、それもメグロの末裔となると懐かしむ知人が、たまにはエンジン音を聞かせろ~♪ ってな具合になる。
そこで、エンジン始動だけの限定依頼
 

 
さっそく燃料系を整備し、点火系の点検調整に進むが、点火タイミングを指すクランクシャフト末端の指針は、180度ずれて取り付けられていた。
前回整備した方は、点火タイミングの調整をしてない事がバレバレである
 

 
エアークリーナーも非常に怪しい状態になっていたが、ひとまず外して作業を進める。
バッテリーも何年モノだか不明だがブースターで繋げ始動を試みる。
 
燃料が行って、点火も正常な感じに思えたので、エンジン本体のダメージがなければ何年ぶりかの再始動も素直に目覚めて来れた♪
アイドリングも安定してるので、数キロ程度で走行不能にまで陥る要因は今のところ感じない。
思い当たるのは、点火時期と油面の具合だが、それらも決定打に欠ける。 しかし、それ以前に目星は着いていた (‘`)
 

 
エアークリーナーからキャブへ繋がるジョイントパイプも劣化が酷いので、交換を依頼されていた。
カワサキから純正品としての手配が出来なくなってからは、四輪車のラジエーターホースを切って代用したりもしたが、今となっては専用のリプロ品も存在する。
さすがに社外品でも高品質な専用品は、気持ちが良い♪
 

 
ところで、数キロ走っただけで点火プラグを掃除しないとならない原因とは、これだ
 
おそらくボロボロになった濾紙を剥いで、スポンジを巻きステンレスバンドで留めた状態になるが…
これは以前依頼したバイク屋さんではなく、所有者が自ら行なった処置だろうと疑う余地がなかった。
 
ワタシの知ってる、以前依頼したバイク屋さんとは、ワタシ自身20年くらい以前付き合いがあったのだが、確かに整備には自信を持っているのは間違いなかったし、現在でも現役で新旧・国内外問わずの単車を扱ってる所だ。
 

 
同じスポンジでも空気を通すものと通しづらいモノがあるようで、今回のこれは空気が通る感じではない。
と言うことは、酸欠になってプラグが燻る大きな要因となる。
 
エアークリーナーを付けずに整備してる時は、至って好調に感じたのは、九分九厘このせいだろう。
 

 
で、部品取りに恰好の四輪車用エアーエレメントが登場!!
このエレメントなら2回取れる♪ もしくは、2面とも使ってヒダを細かくするもの良いだろうが、今回はこんな感じで納めてみた。
 
そんなこんなで、始動性も良くなりエンジンストールする感じもないのだが、以前の走りに懲りた依頼者曰く
以前優秀な整備士(と思って)に依頼しての状況が、あの程度の走りしかしないのは、元来の性能もこんな程度なのだろうから、今回ワタシに依頼したにせよハナっから走りは期待してないので、エンジン始動だけを優先とのことだった。
なので、前後逆パターンのタイヤの入れ替えに、ましてや自賠責保険も加入することなく走行確認も出来なかった。
 
確かに、走ることがないならタイヤは二の次となろう。 しかし、案の定ではあるが、話はつづくのであった (´▽`)
 
 
2012-03-14(Wed)

恒例の太平洋まで寿司食べツーリング


久しぶりの更新となります。
元来 寒さが苦手なワタシは、寒い時期は単車に乗らなければ良いだけと思いたいところだが、仲間内でツーリング企画が持ち上がれば、都合が悪くない限り参加の方向で進むことになる。
 
だが、寒いから不参加! もしくは他に口実を付けてまで不参加とはしたくない。 それは自分自身で情けないと思ってしまうからだ (‘`)
 
正直言って、出発する頃だけでも軽く雨でも落ちてくれれば、不参加とする理由には十分となるのだが… (ノ∀`)
 

 
そして、出発の時間まで晴れ間もなければ雨粒の一つも落ちてこない 3月11日日曜日重そうな雲の元、元気にナナハンサウンドを引っ提げて旅がらSさんの登場となった。
相変わらず寒さなんて気にもならないような威勢の良さだった (´▽`)
 
ここから集合場所まで40分程度走るのだが、今年の初顔合わせとなったので、色々な話に気を取られて遅刻しそうに慌てて出発となった。
 

 
こんなに寒いのに14名もの参加者が集合場所に集うことになった (ノ∀`)
しかも初参加者が二人も居るし…。 そんな初参加者の挨拶と、主催のしょろヨンさんの挨拶もそこそこに、我々は東へと出発するのであった!!
 

 
真岡の街を横切り、益子へ向かう国道との交差点までに先頭集団の5台から遅れること数分、後続が交差点に差し掛かったのを見届けて先に進むと…
またしても後続車が付いてこなくなってしまった(汗)
 
しょろヨンさんブログ内のツーリング告知で、分かりやすく案内ルート設定してるので道を間違えるハズもないとは思っていたが…(大汗) 出発地点から50キロ先の休憩ポイントまでハグレっぱなしになってしまった。
 

 
次のポイントは、昼食場所とした那珂湊の市場だが、またしても設定ルートから逸れて一時は何処を走ってるか分からなくなってしまうほどだった。
 
帰宅してからYahoo!ドライブに実走行ルート再インプットしたが、初期設定ルートから逸れたものの 大きく無駄な走りはしてなかった様だが、これはこれで楽しみのひとつと捉える方が気楽だ♪
 

 
そして、なんだかんだ道順に変化はあったが、予定時刻に近い到着だったのが結果オーライとも言えよう (‘`)
時折日差しが射す場面もあったが、冷たい風も強く吹いてたので、全くと言っていいほど暖かさを感じる時はなかった (゚д゚lll)
 
いつもの寿司屋も休業中だったので、少々調子が狂ったが、系列店での食事は相変わらず湊の風情もあり、海なし県では味わえない旨さも兼ね備える♪
店内には先客も多かった割には、待ち時間は多くなかったので、その点ではタイミングが良かったのだろう
 

 
那珂湊までの走行ルートは、少々回り道をしながの大回りだったが、帰宅ルートは最短距離と言って過言ではないルートを辿ることになる
 
まぁ~こんな寒い時は、最短ルートを走っても冷えきってしまうのは当たり前だが… (‘`)
35キロ程走れば、良く利用するビーフライン沿い「七会村物産センター・山桜」に到着する。
あと10キロも走れば ツインリンクもてぎ まで行ける距離だ。
 
今回は、非昭和の単車も3台が加わり機種も豊富な感じに思える。 此処に2サイクル車も数台加われば更にオモシロイのだが(‘`)
 

 
最終ポイントとなる解散場所は、毎度のことながら真岡市井の頭公園駐車場となる。
結果的に終始寒い一日となったが、事故や故障などのトラブルも皆無で、今回も40年前の国産車のタフさを物語るツーリングとなった。
 
次回のツーリングには、ポカポカな春の陽気に包まれたいものである (ノ∀`)
 

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プロフィール

☆シルバー

Author:☆シルバー
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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