2011-12-31(Sat)

ナナハン試運転と、ツーリング走り納め


いよいよ2011年も残りわずかな時間となりました。
 
2年ほど前に修理預りしたホンダドリームCB750Four。 その時この車両は預かって納めるまで時間は掛からなかった。
素性が良かったので、基本的な調整と多少の手直しで、素直な走りを取り戻したからだ♪
 

 
そんなナナハンを、数か月前に とある事情により引き取ることとなったので、更に手直しを施し、試運転がてら石橋連合の走り納に参加することとした。
 
走り納めツーリングは、昨年同様 近隣の道の駅めぐりを基本とするので、ショートツーリングな趣きとなる。
距離にして150キロ程度なので、試運転としては丁度良いかも!?
 

 
南信の旅がらSさんが、バッテリー交換を兼ねてツーリングのスタート地を我が家からとしたので、同じブルーグリーンのナナハンK0で、第一集合場所まで連むこととなった♪
 
今年最後の走りとなる この12月30日金曜日)が、天候に危ぶまれることなくスタート出来るのはアリガタイ
 

 
集合場所の道の駅しもつけに到着出来たのは、予定通りの10時少し前だった。
 
既に参加予定の過半数は到着されていた様だが、風が強いために単車の周りには居られず、建家の影に潜めいていた感じであった(笑)
 
出発予定時刻を大まかに決めてはいるが、事前申し込み制でない我々のツーリングは、飛び入り参加も歓迎だ。
クラブ組織の形態でないために、良い意味でのルーズさも兼ね備えているが、定刻に間に合わない場合は次のポイントで待ってる感じとなる。
 

 
第二集合場所とした道の駅思川では、3名の合流となり今回の参加は全15名となった。
 
今回も最新式の車両は、昭和50年頃のカワサキ650RS-W3 だったかな?
 

 
此処での合流予定の方々も、揃ったところで整列写真を納めることに! 
                  * 画像右下をクリックすると、画像拡大します。
 

 
第一集合場所の道の駅しもつけでも風が強かったが、ここ道の駅思川では更に強くて冷たい風に見舞われてるので、集合写真で単車に跨った姿を撮ったら そのまま昼食場所へと移動することにした。
 
昼食は、蕎麦を予定してここ数年定番の蕎麦屋に向かう。 しかし、これも毎度のことながら事前予約しないで行くことから、すんなり入れるか少々心配でもあった。
 

 
予定より早い11時半には入店出来、案の定先客が少ない内にオーダーを入れることができた♪
 
お茶をすすりながら待つこと1時間! やっと注文した 掻き揚げ天そばを頂くことが出来る。
奥のテーブルは も~少し待つようだが、全員が食べ終わり再び冷たく強い風が吹く駐車場に出たのは、1時を回った頃であった。
 

 
午後一番の休息ポイントは、道の駅みかもへと程なく走り軽い腹ごなし (‘`)
 
画像では相変わらずの好天に見えるが、ここも とんでもなく風が強く、外で立ち話するのは辛いことである。
 

 
此処の道の駅には屋内の休息所が、9時~17時まで開放されていて、こんな日はとっても快適なスペースで、更に奥には座敷もあり、まったりくつろげる空間である。
 
表の強風を忘れてついつい長居してしまい、次に向かう予定の道の駅には、少し遅れる形となってしまった (´▽`)
 

 
走り納めとなる この日の最終ポイントで、解散場所でもある道の駅みぶ到着したのは、3時10分頃となった。
 
それまでの休息ポイントよりは、少しだけ風も穏やかになり、立ち話をするにもギリギリな感じだ。
 
今年一年間 走りの面でお付き合い頂きアリガトウございました! と締めの挨拶をしたかは忘れたが… 実は、この数時間後に半数以上の参加者とは再び会うことになってるので、別れを惜しむ感情はあまりなかったのだ
 

 
今日のこの走り納めツーリングが、今年のツーリング参加走り初めでもあるネコヤナギさん&マッハで、これを機に来年の参加率も多くなることが期待できる走りとなった。
 
皆さん、一旦解散して暗くなってから再び集まりましょ~! と本年の石橋連合走り納めは無事に解散となる。
 

 
ツーリングの解散地から数キロ離れたバイパス沿いの居酒屋で、昼間のツーリング参加人数よりも多くの参加者を集めて忘年会を催す
 
飲んだり
 喰ったり
で散々語らった歓談の時間は これもまたアッと言う間に過ぎ去ってしまうものだ。
文字通り、年の瀬の慌ただしさも忘れて6時間近くも何を話して過ごしたのか??
昼間も会って、走って、やはり話をしてる時間も多くあったのだが、それでも話足りないのか? お互いが同じ趣味を通して分かり合うことの現れなのだろう。
 
とにかく、そんな時間が楽しくて仕方ないのだ! こぉして2011年の単車仲間の親睦も深まって行き、また一つ歳をとってしまうのである
 
 
これを読まれてる頃は、既に2012年へと突入後かと思われますが… 本年も宜しくお願いします (‘`)
 
 
 
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2011-12-29(Thu)

トリプル再び


先日書いた、2年前に輸入新規検査を受けたカワサキ500SSマッハⅢ(H1-Bの記事に関連して、今回は修理を頼まれて先日納めたマッハH1 仕上げとなる車検と試運転をネタにする。
 

 
検査を受けるには万全の体制で整備を行なってるので、問題はないかと思う。
 
唯一問題なのは天候で、前日からの天気予報では「曇りのち雨」と伝えられていた。
トランポはワンボックスなので全天候対応だが、載せ降ろしの時でも雨に打たれるのは厄介だ。
 
しかし、案の定と言うか雨粒の心配はなさそうな薄曇りで良かった♪
 

 
ヘッドライトユニットは、同じ年代のカワサキW1と共通である。
そのW1ではバルブをハロゲン球に交換するだけで、何ら問題なく光量の規定値を超える数値を出している。
 
以前受けたマッハは、コンディションが良かったこともあり、シールドビームタイプで合格してる。
今回は念の為45Wのバルブで挑むが…
 

 
メインハーネスやバッテリーも新品なこともあり、手放し(アイドリング)状態で合格♪
(あっけなくクリアしたので、ポケットからデジカメを出し、撮影スタンバイまでに、テスターが戻ってしまった
 

 
晴れて公道復帰への検査も合格し、いよいよ試運転となる。
持ち込まれた時は、大まかに分解されていたので、一台の車両となって走るのは何年振りか?  * 画像右下をクリックすると、画像拡大します。 この画像以降3枚迄。
 
オーナーに因って分解される間際まで、調子はいずれにせよ走ることは可能だったとのことで、CDIユニットは、そのままで組み付けてある。
しかし、冷間時からの始動でも多くてキック3回程度なので、マズマズではなかろうか (‘`)
 

 
毎度のことだが、車体全体を仕上げて一番綺麗な状態で、一番最初に乗り回すことが出来るのは、役得と言えよう♪
 
今回の車両もエンジン内部までフルオーバーホールではない。
新車時から3万キロを超えてスタンダードサイズのピストンのままなので、パンチの効いた加速感は味わえない。
 
それでも速度計の針を真上に向けさせるのは、呆気ないことだが、それ以上を試運転コースで行うにはリスクが大きすぎるので止めておく
 

 
ハンドルホルダー部や、リアサスのアジャスター部分、それにフロントアクスルの取り付け部分などクロームメッキ処理されてるが、ベースが鋳型の荒さを残す仕上げの箇所は、磨かず純正仕上げと同じような再現をする。
 
当然だが、特徴的なエキパイの角なども研磨でダレないように指示を行なった。
チェンジリンクや、キックアームの取り付け部分、クリーナーケースもそぉだが、新車時にユニクロメッキ仕上げの箇所は、それに準じて同じ様な仕上げをする。
 
とことんコダワル訳でもないので、仕上げに矛盾点も出るが、まぁ~比較的良い感じに仕上がっただろう♪
 
明日は、地元の仲間の走り納めとなるが、好天ならこのマッハも参加されることを期待する (´▽`)
 

2011-12-27(Tue)

クリスマスパーティーに集うイタリア犬


先週末に行われた、グルッポR.S.の恒例クリスマス・ファミリーパーティーで、お呼び掛かったことで今回紹介する。

3年前もやはり、クリスマス・パーティーでのディスプレイ 登場させたモデルの姉妹車両。
 

 
起源はローマ時代と推定される、イタリア原産の猟犬。
そんな、イタリアン・グレイハンウドをモチーフにしたフェンダーマスコットが お洒落ではないですか
 

 
モト・パリラ175ルッソ・ベローチェである。
しかも未再生原型車 (^^) 
 
まぁ~完全オリジナルではないものの、未再生車両とのことで、経てきた時代性も踏まえて良い味出してると思う
 

 
フェンダーや燃料タンクに貼られたステッカーの類も、時代を感じさせるアイテムとなる。
タンク側面のエッソボーイや、上面に貼られてるやはりエッソのシールなど、子供が貼ったのだろうか? いい加減な角度で貼られてるが、それも愛嬌を感じさせる。
 

 
以前紹介したヤマリンの正規輸入車両となる、175GSと共に今回のクリスマスで他の仲間達と集うことになる。
 

 
普段、埃にまみれて出番を待つ ワタシの車両とは打って変わって、他のグルッポメンバーが持ち込んだ パリラは、共に綺麗な仕上がりを見せている。
 
モディファイされた後期型の175GSと、もう一台の175 全4台でパーティー参加の方々を出迎える♪
 

 

パーティーは、必然的に盛り上がり、オートバイのディスプレイがなければ、何の繋がりかも分からない位だが、楽しければ良いのだ
 
あくまでも此処に集った古いイタ車は、パーティーの引き立て役でしかなく、おとなしく佇むのが役目となる
 
こぉして3時間のパーティーは、アッという間に終わってしまった感もあるが、昨年同様 宿泊組の5名で二次会を行うこと4時間余り?? 本編のパーティーよりも長い語らいを楽しんで、今年のクリスマス・パーティーも満喫した♪
 
  
2011-12-24(Sat)

トリプルの帰国子女


先日書いた記事は、珍しく当日の出来事をアップしたが、今回は打って変わって2年以上前のネタを 思い出したように書いてみる(^ω^)
 
多少の手は入ってるものの基本的に未再生原型とされた、昭和46年のカワサキ500SSマッハⅢだ。
 

 
フロントブレーキを油圧ディスクへと進化した様だが、点火方式をそれまでのCDIから3ポイントに退化したことでも有名? (ノ∀`)
 
個人的には、カワサキの70年代2ストシリーズを象徴するかの様な、レインボーカラーでいて、唯一マフラーが持ち上がってない、このモデルが好みなのだ♪
 

 
この車両は何をするために持ち込まれたのかと言うと、輸入新規登録である。
 
基本的にノーマルスタイルであり、既にkm/h表示の速度計に換装されてることもあり、整備上の煩わしさは特にないが、問題なのは陸運局に提出する諸元表などの書類を揃えることだ。
 
500SSの諸元は、~H1A迄のモノは直ぐに探し出せるが、改良型であるこの H1Bともなると、意外と探しづらかった。
マッハ専門店やマッハの整備に強い店ならともかく、好きなモデルの一つだ♪ って程度では簡単な話ではなかった。
 

 
とまぁ~ そ~は言っても事前に提出する書類も何とか揃え、陸運局への車両持ち込みの段取りも取れ、検査官のキビシイ現車確認へと進む。
その時に検査官が手にしていたのは、陸運局に完備されてるような諸元表であった。
 
それは、事前に提出した書類に書き込んだ内容よりも、更に細かなデータが記されていたもので、此処まで詳細な資料があるなら、苦労して調べた事前提出書類の意味が薄れてしまうとも感じたが… (~_~;)
 

 
それでも車重や軸重を計り、一連の検査をクリアし、日本の公道を走るに必要な登録が出来たのでホッとした♪ (ノ∀`)
 

 
ヘッドライトは、シールドビームタイプの当時物のままだったが、レンズやリフレクターのコンディションも良かったので、規定の光量も確保できスムーズにラインを通過することになった。
 
ヘッドライトユニットは、W1Sのモノを流用してるので、念の為にハロゲンバルブをセットしたユニットをスペアで持参したが、出番はなかった (^^)
 

 
真新しいナンバープレートを装着し、軽く試運転を行い特に不具合がないことを確認し依頼人に引き渡す。 * 画像右下をクリックすると、画像拡大します。
 
未再生原型車両としては、驚くほどにコンディションが良く、シートの張りや外装品の退色など40年も経ったことを全く感じさせない個体である。
よほど環境の良い場所にあったのであろうと関心するばかりだった。
 
 
 
2011-12-18(Sun)

北関東W1佐野ラーメンツー 2011走り納め


珍しくツーリング参加した当日のブログアップとなる(^ω^)
 
そんな今日12月18日日曜日)のツーリングは、しょろヨンさん主催の「北関東W1佐野ラーメンツーリング」と称して、“北関東W1”としては今年の走り納めとなる。
 

 
そ~なれば、参加車両は必然的にカワサキW1Sで出動でしょ~
 
師走も後半に入って、残り2週間となったが、寒いものの空はスカっと晴れ渡り、絶好の走り納めとなろう。
 

 
集合場所は、東北道栃木インターから程近い、栃木市総合運動公園駐車場となる。
 
今回の集合時間は10時30分と、比較的ゆっくりな設定だが、遠くは東京の多摩地区や、福島のいわきからも参加される方も居るので、その方達にとっては余り早いと、凍える様な時間帯の出発となるので、そぉ考えると遅くもないのだろう。
 

 
第二ポイントは、目的のラーメン店の拠点ともなる、道の駅たぬまに設定し、ここでも数名が合流となり総勢16名だったかと思うが、集合した頃合で目指すラーメン店に出発!!
 

 
ここ数年は、年に一度くらいは佐野ラーメンを食べに行くツーリングを企画してるが、距離的にも近いので日照時間の少ない時期に行う様になってる。
 
ラーメン店も佐野は店舗数も多いことから、なるたけ同じ店は避けて毎回違った店選びを行うが、今回もグルメなエビぞ~さんがチョイスしてくれた。
お昼時だったが、タイミング良く数分の待ち時間で席に付くことができ、今回の目的も早々とクリアする
 

 
続いてのポイントは、隣県に入って館林にある、分福茶釜の寺で有名なの茂林寺の観光
寒いので奥まで入ってジックリと観光することもなかったが、ラーメン店から30分足らずで行けるので、軽い腹ごなしの走りとなる(笑)
 

 
茂林寺から再び走ること30分程度で、渡瀬遊水地にある谷中湖駐車場で小休止。
 
最大の目的である、ラーメンを食べてから此処までに、4名が途中離脱されたが、陽が沈む前に帰宅出来てると良いですね。
 

 
谷中湖駐車場(茨城県)から、栃木県に戻り走ること30分程度だろうか、最終ポイントとなる道の駅思川に午後3時を回った頃に到着
 
今日は無風に近い状態で雲に覆われることなく、日差しを浴びてれば寒さも緩く感じた♪
ひとたび日陰に入ると真冬を感じるが、明るい内に帰宅できれば問題ないレベルだった。
 
北関東W1としての走り納は、滞りなく予定ポイントをクリアして、最後にしょろヨンさんの挨拶で本年の幕を閉じることとなった。
 
身近な単車乗り仲間(いわゆる石橋連合)との走り納ツーリングは、改めて30日に行う予定だが、もしその日が天候に恵まれなかったら、今回が走り納のツーリングとなろう。
30日も暖かければ良いな♪
 
 
2011-12-10(Sat)

何でも分解すれば良いもんでもない、と…


先週末に書いた一年半ほど前の出来事となる、ひでともさんのナナハンの修理ネタの続き。
 
エンジン不調の原因が判明したところで、その他の箇所の不具合もチェックし対応策を練る。
 
最低一度はエンジン分解されてるが、その分解組立に於いて信用できないと現オーナーひでともさんの指示と、カムシャフトの削りカスの徹底除去も踏まえ、クランクケースまで分解することにした。
 
まだシリンダーがケースに付いた状態で、ピストンを下死点にし、各シリンダー内壁の摩耗度を簡単にチェックしたところ、何故か一箇所だけクロスハッチの確認が出来たので、妙な雰囲気を感じた…。
 

 
そしてクランクケースからシリンダーを外して各内壁に目を向けると… 過去にリングの錆び付きで、内壁が腐食してる跡がハッキリと分かる。
 
おそらくオーバーサイズでボーリングするまでの手間を惜しんで、腐食で荒れた部分にリングが引っ掛からないように簡単にホーニングしたのではないかと…。
 

 
もちろん、シリンダー内壁の腐食を除く為には、オーバーサイズピストンでボーリングするのが順当だろう。
それには、その為に用意してあるホンダ純正部品を使用♪
 

 
続いて、クランクケースの分解へと進むが、6ミリのボルト折れは2箇所あった。 画像の様に折れ口には新鮮味がない(汗)
 
どれくらい以前かの推測はできないが、ほぼツライチで折れてるので、折れ込みボルトはドリルで削り取る方法とした。
 

 
折れ込んだボルトは削りカスとなったが、その後ヘリサートでネジ山を新設した。
 

 
カムシャフトの削りカスや、折れ込みボルト削除で出た切子などなどを洗い流し、上下の合せ面や他のネジ山のチェックも済ませ、腰下組み付けの準備をする。
 

 
クランクケースと同時進行で、シリンダーヘッドの点検もしたが、カムホルダーを締め付ける為のネジ山も上がってる(汗)
 
ネジ山だけが、綺麗にほぐれる… と言うより、紙巻鉛筆の芯を出す時のよう…(苦笑)
 

 
これじゃカムホルダーをヘッドに押さえつける為の力は、残りのボルトに負担される訳だが…、この様な箇所は他にも見つかっていたので、残りの頑張っていたところへの力の分散も多くなる一方だ。
 
しかし、製造されて40年近くテンションが掛け続けられてる箇所なので、金属疲労があっても何ら不思議はない。
 
この様な部分を見れば、新車時のパワーをフルに引き出すのは考えもんだと感じるだろう。
それが、新車時のパワーどころか、それ以上を求める方達も少なくないだろうが、その方々は多方面に対処し総合的な対策をしてるのだろう… きっとそ~だと思いたい(笑)
 

 
さて、今回のカムホルダーへの送油量が、図らずも必要以上にセーブされた原因は、ヘッドの液体パッキンの大盤振る舞いだが、その端くれがここを詰まらせる場合もあるので、要チェックだ。
 
オリフィスバルブを摘出し、穴の点検確認をするが、今回のこれは この時点で目詰まりなしなので良かった♪
 

 
今回の修理は、エンジンの完全オーバーホールが目的ではないので、あからさまな不具合を解消するのみ。
 
何でもかんでも不必要に分解点検することもない。
そりゃ~予算がふんだんにあれば話も別だが(笑)
 
前回バラした人が、当初なんの目的で分解したのか知らないが、シリンダーの腐食跡も残したままだし、オイルラインの目詰まりもさせるは、この画像の様にバルブスプリングまで外したのであろうが、組み付けミスまでしてる…(汗)
 只単に好奇心で? もしくは暇つぶしで?? 分解してみたとも思えてくる。
 
コイルスプリングは、不等ピッチの場合何らかの方向性を持たせてる場合が多いと思う。
画像左手前の(↑)の箇所と、2番目のスプリングの同じ場所のピッチに、違いを見ることが出来るだろう。
 

 
バルブスプリングを外して改めて確認すると、下側のピッチが細かく、上側のピッチが粗いが、この方向で取り付けされるのが通常だ。
 
ご丁寧に、メーカーでは上側を白色でペイントし間違いないようにしてくれてるが、間違っちゃった様です。
 

 
各所それぞれの間違い探しを済ませ、組み付け工程に入ったが、全ての間違いを探せたかは不明である
しかし少なくとも、それまで走らせていた時よりは、良くなってると確信したい(笑)
 
そして此処でも…、 シフトドラムが入る側面のオイルラインのゴムキャップが、不在なのに気がついた!
これは単品の部品設定が無いことから、同じモデルのクランクケースから部品取りすることで、解決♪
 
その後も、淡々と組み付け作業を済ませ、試運転へと進める。
この時の試運転は、翌月早々のツーリングに併せて200キロ程度の走りだったが、慣らしとしてはマズマズだった。
 
さて、それから1年半が経過したが… ど~してるかな??
 
 
2011-12-03(Sat)

オイル漏れよりも怖いもの。



今更ながら、記事にしようと撮り溜めていた画像をネタに更新してみたい。
これも既に一年半ほど前(2010.5.6)の出来事となってる(汗)
 
ひでともさんが初めて訪れたのは、3年前の今頃のことだった。
その時も自走で来られたのだが、どうもシャキっとしない乗り味なので診てもらいたいとのこと。
 
冷間時からの始動性は悪いとも思えないが、エンジンが完全に温まるくらいになるとストールし易くなってしまう。
その他にも車体全体を見渡しても、あらゆる所の具合が変な車両でもあった。
それは配線の取り回しを始め、電気系統全体にも同じことが言えたので、怪しい箇所を潰してゆく、消去法で作業を進めて行ったが… 
 
ある時、車両をお預かりしてることで、完全に冷えきった状態からの始動を、あえてキックスターターにて試みて異変に気がついた!!
 

 
その異変とは、キックの踏み応えが異常に重く、メリハリが無かったことだった!(汗)
ショップからの購入とは言え、各部の組み方も変で、電気系統も変だったが、こりゃエンジン内部も変である!と確信した。
 
そして、ひでともさんとの相談の上、エンジン分解での点検確認を行うことになった。
 

 
ご自身の車両のエンジン内部にまで着手することから、手伝いながら直接見てみたいとのことで、希望に添えるようスケジュールの摺り合わせをし、上の画像から一時間足らずで此処まで進めた。
 
ひでともさんも記録の為と、ご自身のブログへのネタとしてカメラで撮られてる。
 

 
さて、何処まで分解しましょ~か? ダメージの具合を確認しながら、何処まで作業を進めるかも検討する。
 
先ずは、エンジンを逆さにしてオイルパンを外すと、オイルポンプは3本のボルトで止まってるだけだ。
そのオイルポンプを外せば、ナナハンのエンジンは、底が平らになり作業もし易いし、オイルパン内部の状況を知ることが、その後の作業の…
 
なんて、解説しながらオイルパンを外すと、オイルの吸い込み口となる網には。。。。。
以前 開けた時に内部に落ちた液体パッキンのカスや、緑色に輝く虫の死骸などなど、3分の1くらいは網を塞いでいた。
但し、全面を塞いでいないので、この程度なら高回転を多用してないので、致命傷とは言い難い。  原因はもっと他に何かあるハズだ!
 

 
続いて、逆さになっていたエンジンを戻して、ヘッドカバーを開けてカムシャフトやロッカーアームの状況確認。
 
案の定カムの1番左側のホルダーは、油膜切れに因ってだろうか? カジリが出来ていた。
イヤイヤッ! カムシャフトにこんなオイル溜めが有ったか?と思わせるほどエグレていた(汗)
 
エグレた分のカスが、ガタで駄音などを発生させるべき隙間を埋めて、変なメカノイズを抑えていたようだ。 
 

 
カムシャフトで作用される相方のロッカーアームも、カムとの接触面は剥離を起こしてた。
 
しかし、これらも1番2番シリンダーだけであって、3番4番の接触面は比較的良好でもあった。
 

 
センター部の左右(2番3番部)のカムホルダー接触部を比較すると、やはり2番(画像 右側)の方のダメージが大きいのが分かる。
 

 
カムシャフトを外して、ホルダーの下側を見ると違いがハッキリ分かる。
 

 
ちなみに、1番ダメージが大きかった1番左端のホルダー部はこの通り(汗)
 
左右のカムホルダーやロッカーアームのダメージ具合で、十分な潤滑が出来ていなかったことは容易に見当が付く。
そして、それはナナハンの特徴でもあるように、スタッドボルトの穴を通って送られる通路の何処かに原因があることも図り知れる。
 

 
ヘッド部分で言えば、カムホルダーに最初に送られて来る小さな穴の開くオリフィスバルブにゴミが詰まったか?
その点検確認で、それらしいゴミが見つからない場合は、その先を確認。
 
シリンダーからヘッドへのオイルラインには Oリングが入るが、このナナハンには、オイル漏れを恐れたのか? 液体パッキンが惜しげもなく使われていた(大汗)
 
それは、カムシャフトの左右のダメージ具合を裏付けるように、左側のオイルラインには より多くの液体パッキンが奢られていた。
 

 
Oリングを引っ張り上げると、透明な液体パッキンは、シッカリと仕事を果たしてるぞ! と言わんばかりに一体化してる
確かに液体パッキンとしては優秀であるのは認めたいが、それを扱う人の知識のなさがエンジンをダメにしてしまった様だ。
 
エンジンを開けるにしても、車体全体の組み付けにしても、完全な知識を持たなくとも分解組立は出来るだろうが、最低限のツボは押さえて欲しい。
 
まぁ~ あまり他人のことを言えた義理でもないが… オイル滲みが無い組み付けが、決して上手い目安ではないことも(苦笑)
 
  つづく。
 
 
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プロフィール

☆シルバー

Author:☆シルバー
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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