2011-11-29(Tue)

急かされる仕事は受けない。


現在お預かりしてるモノの多くは、納期の約束は出来ないことを前提に受けてる。
 
趣味の割合が100%に近い分野なので、それらがなくとも死活問題には繋がらない。
そして、そんな趣味の単車も複数台所有してる方が ほとんどかと思われる。
 
まぁ~ 中には、相手さまが業者の場合も少なくないので、それらは優先せざるを得ないこともあるが、それでも急かされることは稀である。
 

 
この車両 (画像右下クリックで拡大します)は、オーナーの手によって大まかに分解されて3年以上前に入庫となったモノだ。
 
分解された状態より、車両の姿で見渡す方が、何が欠品で何処が違ったパーツで繕われてるか? それらを元に戻すにはどれだけの部品を用意しなければならないか? 対処し易いものである。
通常、分解時にビス一本に至るまで吟味しながらの作業となることで、その後の段取りも付け易いのだ。
言い換えれば、他人がバラバラにすることは、足を引っ張ることに繋がってしまう。
 
CB750Four系やW1系の場合ならまだしも、マッハ系のパーツ類は5年以上前に一掃してしまったことと、
各部の構成部品を事細かに把握してないので、足踏みしながら進んだ感じとなった。
 
当然ながらこれも、納期を急かさないことを条件で受けていたので、足踏みしてても問題はないのだが…。
 少し早目のエンジン始動にこぎつけた(^^)
 
 
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2011-11-23(Wed)

ベンリーC92 タンク塗装&メッキ

今年の春先に、岐阜まで車両引き取りに行った帰り道に、長野県からホンダCB450K1の修理依頼の車両も引き受けたのだが、その車両の修理談は 残念ながらまだブログアップしてない(汗)


それどころか、その時のCB450の後にも同じ方から またもやCB450K1の修理の依頼を受けていたのだ。


その2台目の車両修理を受けた時に、ホンダベンリーC92の部分仕上げの依頼もされた。


CB450K1の記事は、後日機会があればするとして、今回はC92の燃料タンク仕上げの件を。




各部の再クロームメッキと燃料タンクの塗装に、タンクとリアサスのパーツ脱着。


ボトムリンクのカバーやリアサスカバーとエキパイなどは、銀色のスプレー塗装がされてるので、メッキ屋に外注依頼する前に剥離も要する。


エキパイは、目立つ凹みもあるあることから、その修理も事前に行うことになる。




このベンリーC92に限らず、この時代でニーグリップ部にラバーを装備しない車両に多く見られるのが、その部分を梨地仕上げとするが、その車両達にとっては、大きく特徴的な箇所と言えよう。


しかし、これだけ錆びたタンクでは、その梨地部分とのメリハリも、ぼやけてしまうが・・・。




燃料タンクの塗装面は、旧塗幕の剥離作業を行う。


同時期に塗装依頼を受けた、CB750Fourの剥離も・・・。




剥離剤を用いての作業を終えた状態。


錆は、そこそこではあったが、製造されてからの年月を考えれば、全体的に良い方ではないか?




塗装部の下地作業と同時進行で、タンクパネルをメッキ屋さんに依頼した途中行程で引き上げる。


画像は、下地の研磨から銅メッキを掛け、その後ニッケルメッキを掛けた状態になる。


事前打ち合わせで、梨地仕上げとする箇所は鏡面にする必要ないので、こんな感じ。 ニッケルメッキ状態でもこんなに差がある。




梨地仕上げとする箇所を除いてマスキングを施す。





画像奥に写る右側板は、梨地の下処理が上手く行ったが、手前の左側板はブラストの圧が強すぎたのか? メッキの食い付きヶ悪かったのか? 剥離を起こしてしまい失敗だ(汗)




メッキが浮いた箇所を剥がして見ると・・・・、 下地の銅メッキは地金に食い付いてる様だ。


何れにしても、この左側板だけニッケルメッキからやり直しとなる。


その後、左右の側板の梨地加工を済ませたら、その上に更にニッケルメッキを施して、仕上げのクロームメッキ処理になる。


梨地の状態に直にクロームを載せると、梨地の部分の艶が悪くなる為の行程だ。




メッキの側板との相性を見るために、塗装はサフェーサー状態の時に仮装着してみる。


左側板は、一度失敗してるので、その分メッキの厚みが出て、側板をスライド装着させる時に大きくキズを付けてしまう。
 


メッキは、末端に多く付く性質があるために、側板のエッジがヤスリ状な具合になってしまってる。


メッキを施す際に、電極から遠ざけてセットすれば少しは違いも出るが、末端の心配よりも左右の梨地部の艶具合の心配が先で、それ以上の注文が付けられなかった。
  


装着した後には見えなくなる箇所なので、側板の縁はベビーサンダーで削ぎ落とすことにしたが、そこは結構なメッキ厚であった。
 


黒色の塗装も済んで、メッキの側板と樹脂製エンブレムを装着した状態となる。


同じタイミングで、塗装したカワサキ250メグロSGとヤマハスポーツYDS-3の燃料タンクも揃ってパチリ♪




やはり梨地仕上げと鏡面仕上げのメリハリは、この手の車両の存在感や質感を左右するポイントかと思う。


燃料タンクが車両の顔となるなら、そのポイントの仕上げは、元と同じ様に戻したい所だ。


ちょっと厚化粧気味になってしまったが、クロームじゃない箇所までクロームメッキ仕上げにする様な厚化粧とは違うので、悪くはないでしょう(笑)


 


2011-11-19(Sat)

クリームタンク続編


先日記事にした、ホンダ・スポーツカブ前期型用の燃料タンクを塗装した話の流れで、同じモデルの燃料タンク塗装を依頼された時のこと・・・。
 

 
今回は、燃料タンク2個の塗装依頼。
 
依頼人は、サガワさんとその友人である写真屋さん
手前の2個が、着手前の依頼品となり、黄色味の多い一番手前が写真屋さんのタンクで、その次がサガワさんのタンクである。
サガワさんのタンクは色合いは悪くないが、現物を目の当たりにすると塗り替えた痕跡アリアリで、裏側の腐食も進行形のようだ。
 

 
サガワさんは、数台のスポーツカブC110をお持ちで、その中の一台に未再生原型のコンディションの良い車両から、見本として燃料タンクのみ外して持ち込まれた。
画像の手前のタンクマーク&ニーグリップが装着されたモノがそ~だ。
そして次のタンクは、前回塗装した時に同時に仕上げたワタシのタンクとなる。
 

 
再び、依頼のタンクを今度は逆さにして見てみる。
写真屋さんのタンクは、色合いの関係でリペイントは必須と伺えるが、サガワさんのタンクは・・・・。
 

 
目立った悪い箇所をクローズアップすると、錆びた上からそのまま塗装された様に見受けられる。
とは言っても、再塗装した時は此処まで悪くなかったのかも知れないが、この際 再びリペイントをされる。
 

 
で、旧塗膜の剥離後、サビを落とす為にサンドブラスト処理を行なった後の画像となる。
 
持ち込まれた時点で直ぐに、二つのタンクの造りが違うのは分かってたが、この画像でもハッキリ違いが分かるだろう。
奥が写真屋さんのタンクだが、おそらく後に部品として供給する為に型を再制作したモノだろうか?
根本的なプレス型の違いが大きい。
 
例えば、ニーグリップを嵌めるプレートの合せ位置にする出っ張りや、タンクマーク取り付け部のエグレ部分など・・・・。 いずれも完成時には隠れてしまう箇所だが。
 

 
この注油口のキャップの引っ掛け部の処理は、特徴的だ。
メッキ板を後付けする後期モデルでも、このような処理は最初の頃には見た記憶がない。
 
まぁ~これもキャップ装着時には隠れてしまう箇所なのだが(^^)
 

 
さて、こちらはサガワさんのタンクのサビが目立った箇所だが、穴が空くほどの腐食でなくて良かった♪
 

 
これもサガワさんのタンクだが、過去に板金した跡をみて、リペイントした意味も分かったが、現状軽い凹みはあったものの、深刻なモノでないので良かった♪
 

 
一気に塗装後の画像に移ったが、今回も艶消し剤を使い、如何にも塗りました!!って感じを殺した仕上げとなる。
 
奥のタンクは、ワタシので見本となったモノ。 その時に作り置きした塗料で、塗り上がりに違いがないかの確認で置いてみた。
 

 
続いて、先程の3個のタンクに未再生原型の純正塗色のタンクを混ぜてみたが、光の当たる角度に於いて若干の違いは有るかと思うが、大きな差は感じないかと思う。
 
これらの燃料タンクは、一年半以上前の依頼品だったので既に納まってるが、現在両名からグラスファイバー製の昔の競技用燃料タンクを預かってる。
これらも着手はしてるが、いつの時代の製造か分からないファイバー製は、なかなか厄介な代物だ(汗) 
 
  
2011-11-16(Wed)

終わりよければ全て良し♪



1113日曜日)“ 銚子よかっぺツーリング ”と題し しょろヨンさんが企画した北関東W1ツーリングに参加した。
当初は、一週間前の6日に行う予定であったが、数名の参加者の都合と思わしくない天候により翌週にずらしたのだ。
 

 
集合場所となる 道の駅にのみや に向かう途中では、濃霧により視界が悪く、信号機が見えにくいはジャケットは濡れるは… だが、その後の好天を思わせる雰囲気でもあった♪
予報では暖かな一日となることから、それを信じて これくらいは我慢だ(笑)
 

 
いつもは集合時間に遅れがちなワタシだが、今回は少々距離を走る予定なので、定時の8時半前には到着し、参加表明されてる方が揃い次第出発とした。
 
しかし・・・、こんな時に限って、集合時間を30分遅く間違えて向かって来る方が居ると聞いた(汗)
自宅を出発した頃にメール連絡をされた様だが、その後は単車に乗って ひた走りなのだろうから連絡の取りようがない。
幸い、集合場所に向かって来られる方向に進むので、その間に擦れ違うことを祈って出発した。
案の定 数分後に出会うことが出来たので良かった♪♪
 

 
今回のツーリングを企画しコース設定もされた しょろヨンさん&カワサキ650W1Sが先頭で 道の駅たまつくりを目指す。
 
風もなく20℃に迫る陽気に、単車を駆るのも気持ちいい♪ このままなら推定時間より早目に たまつくりに着くだろう~♪
 

 
10時を回った頃には道の駅たまつくりに到着。
にのみやの集合場所には間に合わないと言われていたMsyさんは、たまつくりに直行すると連絡を受けていたが、石岡市街に入る前にタイミング良く自然合流出来た。
キャブセッティングの不具合なのか、到着直後にプラグを外し焼け具合の確認をしてる。
 
ここから 地元エリアとのこともあり ひでともさんが水先案内人を兼ねてツーリング同行されるのだが、到着時に待っていてくれたのは、八王子エリアから参加のカワテツさんだけだった。
ひでともさんを待つ間、まったりモードに突入(笑)
 

 
途中休憩も挟んだりしたが、なんのことはない昼頃には銚子大橋を渡ることが出来た♪
波崎のバイパスを走ってると、震災で受けた影響だろうが、この時でも傾いた電柱をよく見掛けた。
 

 
昼食場所も ひでともさんのオススメの店としたが、銚子市街で場所の確認のため停車。
その間やはり調子が思わしくないMsyさん650RS-W3。。。。 燃料を喰い過ぎて既に予備燃料モードになってるようだ。
 

 
場所の確認で停車した箇所から直ぐの信号を左折して、次の角に目的の店があった。
評判も良いとのことと昼時とあって、既に順番待ちの方々も居たが、昼時でも客の居ないような飯屋よりは・・・、と待つこととした。
 

 
丼物のメニューが充実してるようで、ワタシは ねぎとろ丼 を食べた♪ ご飯と具のバランスから大盛りで頼めばよかったと後悔したが、それだけ具が多かったのは嬉しく感じた(笑)
次回は、天丼大盛りでも頼もうかな!?(^^)b
 

* 画像クリックで拡大します。
 
当初の予定では犬吠埼灯台で見学&小休止とする予定だったが、こちらも ひでともさんのオススメで犬吠埼より少し南下したところにある飯岡灯台へと向かった。
 
展望台から飯岡漁港側を見ると九十九里方面で、天候によっては画像の向こう正面に、富士山を見ることも出来るそうだ♪
反対側は屏風ヶ浦も見ることができる。
 

 
今回参加の、昭和の単車14台+1台を並べて記念写真を撮る。
灯台を背にしたアングルでは完全に逆光となってしまうのが残念だった。
 
整列記念写真画像は、下にあります。
 

 
旭市街を抜ける国道は渋滞で走りずらく、ウインカーも出さずに左折したクルマに巻き込まれるかと思いきや、単車を倒して間一髪で接触は免れた仲間もいたくらいだったが、速度も遅かったし大事に至らずに済んで良かった♪
 
香取神宮の傍まで来た頃には5時になろうとする頃だったが、この時期はもぉ暗くなるのも早いもんだ。
この後のルートは、ひでともさんの裏道ルートがオススメとのことで、それで行くことにしたが、直後問題発生!!
 
国道51号を右折して程なくで農面道路に左折したのだが、既に辺は真っ暗な状態で、しかも手前の信号で離れてしまったらしい。
それを知らずに先頭集団は良い調子で進んでしまったので、オススメ裏道ルートを把握してないメンバーにとっては完全にお手上げ状態だ。
ワタシは、先頭集団(7台)の後方で農面道路の曲がり角近くで待っていたが、既に後続(5台)は当初の予定ルートで次のポイントに向かったとのことだった(汗)
 

 
最終ポイントとなる解散地の道の駅しもつま に到着したのは7時前であった。
夏場ならまだ十分明るい時間だが、それでもこの時はそれほど寒さを感じなかったのでホント良かった。
 
それより何より、香取を過ぎて別れた後続の方々が先に 下妻に着いていたのには驚きだった!
当初のルートの方が渋滞を避けたコース設定だったので、結果的に早かったようだ。
 
今回のツーリングは、すったもんだがありましたが、最後に再び全員で顔を合わせられたのは嬉しい限りだ(^^) 終わり良ければ全て良し

 
 
 

*  画像右下をクリックしてご覧ください。
  
 
2011-11-05(Sat)

スポーツカブ クリームタンク編


先日記事にしたホンダスポーツカブの車体色である、コロンビアブルーに塗った車両の続きで、今回は燃料タンクを塗装した件。
 
こちらも車体同様に、持ち込まれた状態の画像を取得してなかったので、いきなり調色の場面からとなる。
いずれにしても既に2年以上前の作業だが…(汗)
 

 
燃料タンクの状態は、車体の様な腐りはなく多少の凹みが有った程度で、塗り替えベース品としてはマズマズであった。
 
紫外線の影響がない箇所で色合わせを行う為に、ニーグリップラバーで隠れてしまう場所だけオリジナルの塗色を残し、他の部分は下地処理まで行った状態となる。
 
ベース色に補色をして現物に近い色を探るが、赤矢印の箇所に直に調色した塗料を乗せて、色具合を確認する。
 

 
画像の向かって右側から色を近づけた様が伺えるかと思うが、赤矢印の頃には ほぼ良い感じに決まって、このタンクのオリジナル色に近づいたことが分かるだろう♪
 
実は、この時点でミスをしてることに気がついてなかったのは痛かった(汗)
 

 
調色が良い具合に決まったことで本吹きに入るが、ニーグリップ部は相変わらずオリジナルを残す様にマスキングを施しておく。
 
如何にも塗りました! 的にツヤツヤな仕上りにならぬように、仕上げ時にはツヤ消し剤を混ぜて落ち着かせる。
 

 
乾燥後の右側面だが、落ち着いた艶になり、オリジナルの色を残したニーグリップ部との差も遜色ないのだが・・・・。
 
実は、左右のニーグリップラバーに隠れていた純正塗装の色合いに違いがあったのだ。
それは当初から気が付いてはいたのだが、比較的薄めの左側は何らかの理由で退色したのだと思い込み、あえて少し濃い目の右側に合わせたのが間違いだったようだ(汗)
 
それが発覚したのは、依頼人のイシイさんに渡した後に、他に自宅保管してるオリジナル塗色を保つスポーツカブと比較した時だった。
 

 
後日、燃料タンクのみの塗り直しを指示され、今度は退色したと思っていた左側のニーグリップ部に色を合わせることとする。
 
画像を取り込むには、少し暗めの条件となってしまったので分かり辛いが、赤丸印の部分に調色した時の塗料が乗ってる。
タンクそのものは、既に塗り直した状態なので、左側面のこの画像でもニーグリップ部との差は あまり感じられない。
 

 
同じく、塗り直した後の右側面のニーグリップ部との色の差は歴然としてる。
丸印内は、左側と同じく新たに調色した塗料を乗せてあるが、こちらの色の違いもハッキリしてる。
 
この左右の色の差には参ったが、右側の濃い色合いはニーグリップのゴムの色素が沈着したのだろうか?
他の色見本もお持ちだったのだから、先に借りておけば良かったと後悔させられたが、折角の機会なので余分に調色した塗料も確保し、今後に役立てることとした。
 

 
手前のタンクがこの時の依頼品だが、見える側のニーグリップ部の上半分が色合わせ見本となるオリジナルの塗色のままだ。
 
奥のタンクは、ワタシ自身のスポカブのモノだが、これも同時に仕上げ塗りを施しておいた。
もし今後 同じモデルの依頼があった時に見本とする為にも役立つだろう♪
 
 
 
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プロフィール

☆シルバー

Author:☆シルバー
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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