2010-03-30(Tue)

当初のスタイルへ・・・

今回は更新が早い!(笑) 先日のCB750Four(K0)足周り準備段階の続きとなる。 
 
ノーマルのスチールリムへの組み替えに当たって、オーナーが用立てされていたリム&スポークの部分不具合が見られ、予定通りに事が運ばない。 まぁ、そんなことは日常茶飯事でもあるが。
そもそも元の状態に戻すくらいで加工製作しながら組み立てる訳じゃない、悩む程でもない(笑)
 
しかし、依頼人の言われた通りの作業をしてれば、すんなり事も運ぶかも知れないが 満足度も低いだろう(少なくともワタシの… 笑)
 


で、前回分かりづらかったニップルの違いとは・・・
画像向かって右側の大柄なモノが K4の後輪に装着されていたニップルだ。 既に20年以上前でもこのスタイルでしかホンダから供給されない状態だが、新車時に装着されていたモノは ナナハン最終(K6)モデルに至っても左側の小振りなスタイルをしていた。
 
表面仕上げは、いずれもクロメートの黄色系で、かつてニップルの素材が真鍮製だった頃を彷彿とさせるが、現行供給販売されてるモノは、3価クロメートメッキ(白系で、ユニクロメッキの様なモノ)とされてスポークと同一処理で質感のメリハリも失ってる。
 


ついでにリム内に隠れてしまう箇所にも大きな変更がされてるので画像をアップします。

プラスとマイナスで、分かり易いほどに違ってるが、ここに工具を掛けるのは分解組立行程でしかないので差ほど問題ではない。
良く見ると、鍔(ツバ)の張り出しに丸みをつけてチューブに悪影響を及ぼさない設計になってるのか? フラップを標準使用するので従来型でもニップルの張り出しにチューブを痛めるケースは少ないと思うが・・・
  


無いなら仕方ないが、使い回し出来るモノは当時のスタイルに戻したい! (前回の組み替え前のニップル部と、見比べてもらいたい)

フロントリムも同じスタイルで同程度のモノを提供することで、組み立て作業を続行する。


 
後輪の仮組状態の画像となるが、今回のナナハンには珍しく発売当初のままのスプロケットダンパーラバーが装着されていた。
このスタイルのダンパーは機能的に問題があり、直ぐに運動方向へのダンパー機能が多いスタイルへ交換されることとなったのだが、以降の対策及び供給可能品は
以前の記事で見られます(ここをクリック)
今回は、現状見た目でクラックなどの確認が出来なかったので、あえて交換は見送ったが、ゴム部品の劣化は確実なので 今回の状況を踏まえて注意を払って維持してもらいたい。


 
全体の仕上げは未再生原型車的な方向で、再メッキ&再塗装を好まない好程度な車両全体像を目指すとのことだ。
そこでスポーク&ニップルやスチールホイールをK4に装着されていたモノから移植しハブは前後とも元からのK0のモノを生かした。 
 
後輪を外す時に気が付いたチェーン引きも、K2以降で現行でもメーカー供給されるスタイルの装着が見られたので、車両にふさわしい程度のモノを提供することとする。
当初のスタイルは、画像奥の様に肉抜きが無くスクリュの装着部位も外側に溶接されている。 その後K1から軽量肉抜きが見られ、更にK2頃から今回装着されていた手前の様なスタイルに変更されていた。
 
 つづく、 

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2010-03-28(Sun)

不具合続発!

先日記事にした 750-RS のチェンジリターンスプリングの件は、昨年末に納めた内容だった・・・、勿論その前のCB750Four-K4の修理の件も それ以前となるが…(汗)
今回は、その ナナハンK4と お代わりで乗ってこられた K0 の修理預かりのこととなる。
 
一応 年内の出来事だが、それでも修理を済ませ納めたのは 一ヶ月以上前の話だ。
昨年末に行った ダブワンやZ1をネタにした記事も書こうとは思っているが、なかなか野暮用が重なって更新もままならない。(いつもの事だが… 苦笑)
 


さて、今回のナナハンK0は着手前に単独での画像を取り損ねた為に、K4と乗り換えに来た時の画像だけとなってしまった。
前々回の記事 最後の画像からオーナー抜きのカットとなる。

依頼の経緯と内容は、ネットオークションを介して購入後、部分的に気に入らない箇所をオーナー自らの手でパーツ入手&交換をし今回の状況にまでしたのだが、それから更に行う作業を委ねられた。
前後輪のタイヤ交換及び H型アルミリムをノーマルスチールリムへ交換、現在換装されてるリンク式キャブをワイヤー式に交換、その他諸々となる。
 


さっそく足周りから着手し、分解開始するが・・・・ ブレーキパネルを外して即 気がついたのがライニング剥離!! 
後輪を外す前からドラム近辺に錆色の粉が舞って付着してる状態だったので、なにやらおかしな雰囲気だとは思っていたが… (^^;
  


ベースと摩耗材の間の隙間にマイナスドライバーを軽く差し込んだだけで、画像の様に簡単に分離した!

車検は付いた状態で購入された様だが、車検整備は行わず形式上ラインを通したのか?? いずれにしてもこの機に発見出来て良かった♪
乗ってる時に剥離したら、摩擦材が咬み込んでロックする可能性が高い。 現にそのような状態を起こした知人を数人知ってるが、ナナハンクラスで完全にロックさせると、仮に転倒せずに停止出来ても 安全な場所に移動させるのは人手を借りないと厳しいようだ。



ライニングは交換することで解決となるが、先に進めて 前回セブンスターキャストホイールに入れ替えた為に K4より取り外したスポークホイールASSYからスチールリム及びスポークを移植して欲しいとのことであった。
 
スチールリムはK4に装着されていながら 今回の K0に装着されるモノと同型のタイプが既にスワップされていたのはラッキーであったが、残念ながら そのスポークは後年のモノらしくニップルが大柄なタイプであった。
スポーク自体はK0に装着されていたモノを含め良い物取りで抜粋し、ニップルは本来の小振りなモノへと組み替えることとする。 

(リムに組み付けた状態での画像では、比較するにも分かりづらいようなので、後日 ニップルの背比べ画像をアップする予定だ。)



で、スポーク&ニップルはオーナー自身の車両(K0&K4)から選抜すれば間に合うが、フロントリムに問題発覚!!

リムの一部が変形していたのだ! ビード接触部が内側に盛り上がってる~(汗)
おそらく、斜め外周方向から圧力が掛かったのだろうか、横方向にも縦方向にも極端に大きな歪みは見て取れないので、タイヤが装着されていた状態では気が付かないだろう。
しかし、タイヤの一部は内側に引っ張られてるので、乗って走ってみれば異常を感じたかも知れないが、装着されていたK4はステムベアリングも要交換な程クセが付いていたので、リムだけの問題で乗りづらかったようではなかったらしい。
 
その後、K4の乗り味と言えば、走りが楽になったと聞いたが、元はどれだけ乗りづらかったのだろうか?? 試したくもない(笑)
 
 つづく、

2010-03-18(Thu)

スプリング折れと、親切設計?

先日記事にした CB750Four-K4の預かり修理の時に帰りの足として同行されたカワサキ750-RS乗りの方、以前フォークシールやドライブチェーン交換を含め軽いメンテナンスを行ったのだが…。
今度は県外遠征先でミッショントラブルに見舞われたとのことで入庫された。

状況確認では、発進直後に2速からシフトアップ出来なくなったらしく、数百キロの道のりをローギアだけで走らせるのは厳しい!とのことでクルマで回送したと言う。
 


そんな時に一番に疑うのはチェンジリターンスプリングだが、ゼッツーの場合ダブワンやシービーと違い停車時に変速機のシフトアップ確認が出来ない構造になってるのだ。
もし、本当に変速機のギアに不具合があれば、エンジンを降ろして腰下分解となり、コスト的にも大きく差が出ることも伝えた。
 
まずは、スプロケットを外しミッションカバーを開けて確認する。
 

 
おっ!! リターンスプリングに異変がある様に見える!
ついでに、ポジショニングプレートスプリングにも少々伸びが… いずれにしてもラッキーかも♪ 
  


ギアーチェンジレバーが邪魔でスプリングの異常さが見えにくいので外した状態の画像。
いずれにしてもリターンスプリング交換にはレバーを外す必要があるのだが。
 
本来、スプリングはスプリングピンに掛かって無ければ作用しないのだが、この様な状態でもシフトアップ&ダウン時に足で補えば変速出来るものだ、しかし それに伴って事故が誘発されないとも限らない。
自分なら気にせず乗って帰って来るだろうが、あまり他人には勧められないことだ(汗)



一応、摘出した患部の画像だが 分かり易い状況だ。

昨今の Z系関連リプロパーツは充実しており、この辺の準消耗パーツも網羅されている。
純正部品として カワサキから供給されるのなら純正品を優先させたいが、無いモノは助かるリプロ品(笑)
 


こちらのポジショニングプレートスプリングは、純正供給されたので迷わず交換!
こんなついででもないと見ることもない箇所だし、数百円の部品なので見過ごす訳も行かないだろう~。


 
そんな訳で、この箇所は正常化された状態に戻ったのだが、今回の不具合箇所がリターンスプリングの折損だけなら良いが、実際走らせてみないと分からないのがZ系の面倒さ!
 
停止時にニュートラル位置を出し易くするための親切設計の様だが、カワサキ車特有の機構なのだろうか?
以前にも、新車購入後のカワサキ車で停車時にシフトアップ出来ないことに焦った方が居たが、購入された店からは、その件に関して説明受けなかったと言う。 
 
話は戻るが、今回の Z2の試運転時は正常にシフトアップ出来たので良かった♪
 

2010-03-13(Sat)

70'sが お気に入り♪

昨年、カワサキ750-RSの修理の件を紹介された方が、今度は本人のCB750Four-K4の修理依頼でやって来た。
以前からナナハンを熱望し手頃な機種を探していたが、結果的に意外なほど身近(親戚)に存在していたこのナナハンを手に入れて、好みのスタイルにして乗っていたと言う。
 

 
そんな好みのスタイルは?と言うと、シービーやゼッツーが全盛であった時代を彷彿とした当時のスタイル風!
彼らの思い描いた当時風なので厳密には各アイテムに時代的なズレはあるが、実際この場は今現在であることから如何に当時を再現するか?など追求する方が野暮だろう…(笑)

ナナハンが闊歩してた時代を想像しながら駆るのは、楽しいだろ~! 懐かしみとは少し違う次元にあるようだ。 しかし雰囲気は十分だ♪
 

 
で、今回の依頼は更にアイテムの充実化!? 足下にも手を入れて、ついでに各所の不具合箇所も診て欲しいとのこと… 
  
持ち込まれたのは、デイトナ製セブンスター・マグホイール! 以前にも
グッズ・アイテムで触れたことはもあったが、“マグ”と名称に入っていても れっきとしたアルミホイールである(笑)
持ち込まれた状態はと言うと、前輪側は中古であるが、後輪側は未使用品となる。



前後輪ともに黒色の部分はオーナー自身により化粧直しされていてるが、使用されていた前輪に組み込まれているベアリングは使用状況も不明なことから点検交換をする。
ベアリングプーラーを用い外すと… 予想以上に劣化している。 まぁ~これは消耗品なので驚くほどではないが、この時点で交換することはオーナーにとっても今後の不安要素が消えることとなろう。



いきなり完成状態の画像になってしまったが、今回はホイール交換以外にも、それまでゴリゴリ感が凄かったステムベアリングの交換と、ブレーキキャリパーのオーバーホールも行った。
ブレーキに関しては、フォークからホイールを外す際キャリパーからパッドの摩擦材のみ(パッドから剥離して)が脱落する事態であった。
分かり易い不具合に、今回このタイミングで点検修理されたことを安堵する。
 

 
今回のキャストホイール化に向け、事前にデメリットも伝え(重量増に因る操縦性の悪化など)作業を行ったが、それ以前にそれまでブレーキの引きずりやハンドルの癖が同時に解消されたことにより、幸いにもキャストに履き替えたデメリットは全く感じなかったようだ。
 
依頼箇所の完了を伝え、また別のナナハンに乗って引き取りにやって来たが、今度はそのナナハンの各部点検修理を依頼されることとなる。
最近手に入れた車両となるCB750Four(K0)は、国内物の通称“金型”であるが、全体的に良いヤレ具合のノンレストア車のようだ。
今度のこれはノーマルスタイルで楽しみたいとのことだが…(笑)
 

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☆シルバー

Author:☆シルバー
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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