2008-11-30(Sun)

ナナハン各部の下準備

2連続で紹介したドリームクラブ所属の中村さんのナナハン修理の続き。
今回は
昨日記事にした作業よりも先に済ませていた下準備のことを中心に…。

曲がったステアリングステムと同じタイプのステムを錆び落とし後リペイントし用意する。(用意したステムの画像は撮らなかったが…)



取り外したステアリングステム(フォーク三つ又)は、くの字に曲がってしまってる。
大きく曲がったフォークに気を取られてか、それと比べて装着時には 視覚的なダメージが少ない様に感じるたろうが、外して単体で見るとこんな感じ(汗)
インナーチューブがあれほど曲がってしまった状況では、それに付随する各パーツ類も相当に歪んで当然である。
 
トップブリッジも当然であるが、アクスルシャフトも曲がりハブベアリングも右方向に押されて側圧が掛かった状態になり、ディスクローターも押されていた。
ステムベアリング部には、それ程昔の作業ではない様なグリスの交換歴が見られたが、上部の球受け部には前々から有ったようなカジリが見られた。
 
このステアリングステムはK0末期から変更されるハンドルロックのホルダーが大きいタイプに交換されてたので、過去に何らかのダメージ歴が伺える。



~K1まで採用されてたタンク同色のフォークカバーは右側だけ燃料タンクまで押されたダメージがあり、たまたま有った同系色の中古良品と交換する。

しかし、中村さんのK0はタンク以外のカラーパーツをリペイントされてるようで、最後にメーカー供給された色に合わせて塗ってあった中古品(画像右側)との色合いの違いが大きい。(画像では分かりにくいが、用意したステーは深みが少ない塗り上がりだ)
 


ライトケースと直に見比べられる為に、追塗りして濃さの調整をする。
塗り上がったステーは、少々グリーンが効いた昔の色の感じになってるが、すかしの色味は深みが増したので元の状態より良い感じになった。
(現物は画像で見るより違いは少ない)




続いてハンドルだが、好みでナナハンのノーマルタイプより低く狭くな感じの純正流用品を使用されてたのだが、中村さん曰く何の車種のハンドルを用いたのか記憶にないらしい。

クランプの間が太く加工されてる状況から、CB250エクスポート ~ CB450K1などの昭和40年代のホンダの中堅クラスに使われたスタイルである。
幅と高さが近ければ良いとの了解を得てることもあり、機種が判明した所で ホンダ純正部品となると安くないだろうから、機種を特定する労力も考えると、寸法表とにらめっこし社外品を探した方が近道であった。



ドンピシャ!とは言わずとも似たような感じのハンドルを探すことができた♪
しかし、それまでのハンドルスイッチの配線が純正通りにハンドルパイプの中を通る為に、穴を開ける必要がある。 
穴のないハンドルに、曲がったハンドルに合わせてマーキングし同じ様な穴を開ける。

ここまでで、おおよその下ごしらえが出来たので、後は車体への組み付け調整作業へと進む事となる。

まだまだ続く…
 

 

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2008-11-28(Fri)

ナナハン各部の組立準備

昨日紹介したドリームクラブ所属の中村さんのナナハン修理の続き。
事故車預かり時に聞かされた中に、過去にフロントフォークインナーチューブを交換したことがあり、その時に外したインナーチューブは保管してあるとのことだった。
その時に何故交換したのかは聞かなかったのだが、使えそうなモノならば利用しない手はないと、ご本人が後日改めて車輌を確認する為に来る時に持参して頂くことにした。



そして後日持って来られたのは、見ての通り画像右側の2本になる。
上半分が黒っぽく見えるのは、オイルシールが当たらない非摺動部分なので硬質クロムメッキを節約した様な訳で、表面処理がなされてない為に腐食してるのだ。
この仕様は、新車組み付け時から およそ20数年前の補修部品まで続いたが、その後 今回曲がってしまったインナーチューブの様に上端までクロムメッキがかけられた仕様となる。
 
ついでに、インナーチューブは所謂 “段付きボトム” を有するモデル~K2までの互換性を持たせてあるので現在でも純正部品として普通に購入出来る。
K0後期まで採用されていた “段付きボトム” タイプのオイルシールは外径が小さいので、それに伴ってフォークガイドの寸法(材質)も異なる。



さて、曲がったインナーチューブを入れ換えて、フォークアセンブリーを先に用意しておこうと作業を進めるが…
持ち込まれたインナーチューブの片方には一見して歪みを見付けることが出来た(画像に映し出すには難しいが)  それも摺動部分に掛かる所もなので厄介だ。
フォークガイドを通して確認してみると、やはり歪みの箇所辺りまで来ると引っ掛かってしまう。 そのまま組み立てれば作動(ボトム)時に食い込むとフォークが戻らなくなる可能性もあるし、戻った所で動きがぎこちなくなるのは目に見えてる。
 
その為 片側は新品を使用することにしたが、仮組で底付きまでさせてみると 当たり前だが、スムーズに動くので改めてボトムケースにダメージが無かったことも確認できた♪
 


用意されたもぉ片方のインナーチューブは? 目視に因る歪みは見られなかったが、残念ながら若干の曲がりが確認された。
もしかしたら、今回変形したステアリングステムも車体番号とは合わない後のモノが装着されてたことを踏まえ、以前にフロント部に何らかのダメージを受けその為に交換されたのかと思われる。
インナーチューブは左右とも交換して手元に置いたのだが、変形の大きい方は曲がりを修正したのでは? その時プレスで押した時に付いた治具の跡が歪みとなった様に推測される。

折角用意して頂いたインナーチューブなので、曲がりが少ない方は使うことにしたが、それでも一番スムーズに作動する箇所を探りマーキングして組み付ける時にずれない様にする。
もちろん組み付け時にフォークブーツで隠れてしまう箇所もあるのでトップボルトにも方向性を記した。



今回持ち込まれて初めてまじまじと確認した中村さんのナナハンだが、フロントタイヤの進行方向右側がやたらと摩耗が激しいことには直ぐに気づかされた。
話に因ると、前々から極端に方減りする傾向にあると言うが、これだけの摩耗度を見ると今回のオーバーラン以前からハンドリングへの影響は大きかったのでは?と思わされる。
 
CB750Fourの場合、跨って左側に重心が傾く為に真っ直ぐ走ってる状態でも車体は、逆側である右に若干倒し気味にしてバランスを取ることとなる為に、タイヤの右側が減りやすい理屈があるのだが、この車輌ほど片減りするのは正常とは思えない。



先ずは片減りの原因究明より事故のダメージを確認する為タイヤを外しスポークの振れ取り台に乗せる。
その前にアクスルシャフトを抜くのだが、そのシャフトも若干の曲がりが確認できた(爆) 外す時に回転させてもみたが、その作動は鈍いものがあった。

恐らくハブベアリングもダメージは受けてるだろう、それも予測内だが、ハブの面よりも若干奧に入り込んだベアリングに因って、内部のディスタンスカラーとに側圧が掛かり左右のベアリングの動きを抑えた様に思える。
適正位置に引き上げたが、動きはスムーズになったものの若干ゴロゴロ感もあったので、元来消耗品であるベアリングは交換することにした。



ハブの回転もスムーズになったところで、振れ取り台に乗せてハブにブレがないことを確認し、今度はリムの振れを見るが…。
許容範囲であるが、多少の凹みも確認できた。 しかしそれよりも全体にブレが生じてる。 それは今回受けたダメージとは思えないが、更に問題だったのはリムのセンターが出てない状態で組み付けられてるのも分かった。
僅かだが 跨って左側にオフセットされるように組み付けされてるので、それも少なからずタイヤの片減りに影響してるだろう。

ウエイトバランスを取る為のおもりが3個付いていたが、タイヤ交換毎にリセットするわけで外すが、スポークに因るバランスが崩れてる状態ではウエイトを気にする状況ではない。
スポークの張り調整は、一旦全部のニップルをゆるゆるガタガタにして再度やり直す感じに張って行く。


 
幸いリムに大きなダメージが無かったのは良かったのだが、それは路肩に落ちた時に岩も有ったと聞いた その岩が当たったであろう傷がディスクローターに残っていた。
それも回転させて直ぐに分かる程であったが、試しに新品のディスクローターを当てがって歪みを見てみるが、これだけ隙間が空くようでは制動時に激しいキックバックが起こるだろう。
装着されてたのは、折角のK0タイプのローターだったが、仕方なく交換を余儀なくされる。
 
まだまだ続く…
 

 

2008-11-28(Fri)

ワンオーナーのナナハンも不幸中の幸い?

過去の出来事に遡る記事が多いが、今回のことの発端も 9月後半に行われた記事にした原付ツーリングの正に最後の画像に映るポイントで休んでいた時に携帯電話が鳴った。
 
ワタシも所属していた
クラブ750ドリームと言うCB750Fourのワンメイククラブに現在も所属されてる茨城の方(中村さん)からの一報であった。
何でもその日は、クラブの定例ツーリングで長野支部のホストに因り信州方面を走っていたとのことだが、単独事故でフォークが曲がってしまったと本人からの電話である。

口調からして怪我はなさそうなので、確認したら身体は何ともない様なので良かった♪
しかし、単車の方はとても自走できないとのことであり、引き取りに来て欲しいような流れになったのだが、身体が元気なら乗り捨て可能なレンタカーを手配して乗って帰って来れば一石三鳥(事故車の搬送&帰宅の足&時間の短縮ets)では?と話してみた。
 


茨城の自宅に帰る途中にワタシの所に寄ってみただけかと思ったら、成り行きで積んできた事故車を降ろすこととなった(汗)
ナナハンクラブででは何度かツーリング先で、ご一緒させて頂いてるが、氏の単車は今まで一度も携わったことがなかったし、今までメンテナンスされてたショップさんで修理を行うものだと思ってたので、ちょっとビックリした(汗)

結局、レンタカーの手配は出来なかったが、750クラブ長野支部のご厚意で仲間の軽トラを借りることが出来、人手が居る内に積み込の手伝いもして頂いたと言う。
実際、降ろす方が楽なのは承知だが、前輪の自由が効かないナナハンは二人掛かりでもキビシかった。



後日明るくなったところで概要の検証をしてみるが、先に事故の状況を伺っておいた。 小雨混じりでウエット路面であり、右カーブを曲がり損ね左側の道路脇の土手に落ちたとのこと。
落ちる前に転倒してはなかった様で、幸いマフラー&エンジン関係は左右ともほぼ無傷であった。
勢いはそれ程でもなかった様だが、フロントフォークがクッションの役割をしながら折れた様だ。
そこにライダーの体重がタンクとハンドルにのしかかり、タンクは前面の上側と右側面にダメージを受け、ハンドルは左側が前方に曲がりクラッチレバーのホルダー部が欠ける事となる。
 


落下場所には岩も有ったと聞いたので、それに因るダメージはディスクローターに傷を見るが、一見した歪みは分からない。
フォークアウターは一見して外傷が無いのは幸いである。 なんせ、通称 “段付きフォーク” と呼ばれるこのモデルならでわのモノだからだ。
フェンダーも大きな損傷は無いように見えるが、折れたフォークに歪まされたセンターブラケットの取り付け部分は一部ちぎれてるくらいなので、そのまま歪みを直せるほど簡単ではない。
 
フレームも歪みが無ければ良いが、ネックの溶接ビード部分に歪みによる塗膜剥がれは全く見られなかったのは奇跡とも言えようが、実際組立し真っ正面から目視しフォークにヨレが無ければ、次に試走してみて不具合がないかチェックする。
極端な異常が見られなければ、オーナーと相談して指示を仰ぐ方針となるが、スチールパイプのフレームなので修正が困難なことはない。



今回事故を起こしたナナハンは、昭和44年の発売間もなく水戸エリアで最初のCB750Fourとなる車輌をお兄さんが乗り出すこととなる。
その後、中村さん本人に譲られる事となるが、家族内ワンオーナーの国内最初期モデルの一台であり、勿論のこと砂型エンジンを搭載される車輌となる。

数日後、他の所有単車であるホンダドリームCB500Tを駆り、状況確認と作業の打ち合わせを行ったが、患部の分解と各部のチェック及び組立段階に入らないとパーツ毎のダメージは把握出来ないことも伝える。

おおむね11月中には形にして欲しいとの希望を聞いて、事故を起こした悪天候から一転した秋空の元 軽快なツインカムのサウンドを残して去っていった。



さて、移動も容易ではない車輌なのでいつまでも表に置けないこともあり、移動可能な状態まで分解し屋内で修理の順番を待たせる事とした。

乗り続けたワンオーナーの車輌にありがちだが、それはお世辞にもオリジナル度は高くないのが常とも言えよう。
実際、完全に市場の人気は無くなり底値も付かない時代ですら乗り続けてる方達に、オリジナルが云々なんてナンセンスな話とも言えるかも知れない(笑)
その分、キズや凹みあるいは交換された部品にまで想い出が有ったりする。 しかし、乗り出せない程のダメージは勘弁して欲しいくらいだろうが…(汗)
 
もうすぐ希望の納期が迫って来てるので、少しピッチを早めよう!!(笑)
他の預かり車輌のオーナーの方々も非常に遅くなってスミマセン (^^;
 

 

2008-11-26(Wed)

黒ペイントとアルミシルバーとのメリハリ

これまた先週末に済ませた作業だが、車体各部の手直しを依頼された カワサキ650W1S-A の記事の続き。
先週末の記事中はシリンダーヘッドをエンジンから外し、そのヘッドからバルブを外すところまでだったが、そのバルブの当たり面をチェック。
 


インティーク側はバルブも減りフェース全面が当たってる。
エキゾースト側はカーボンを噛み込んで当たり面も荒れてる状態だ。 とは言ってもこれくらいの状態だからって異常とは思えない。
と言うのも40年以上前の設計エンジンで、実質35年以上前のこの車輌にしてはって事で、まずまずかも?と言いたい訳だが(笑)
 
この手の作業内容としては、特別なことは何もなく通常にシートカット・バルブ研磨・摺り合わせを行うことに…



ヘッドのバルブ周りの件は置いておいて、シリンダーの具合をチェックするが、器機を使ってクリアランスの測定をするまでもない状況である。
これまた良くありがちで、車輌が長年寝ていた期間に出来たリング部の腐食に因る喰われが見られる。
その他にも水玉模様状等々の錆の模様に伴った段付きは指先だけでも十分確認できる。
 
ピストンヘッドのカーボンを粗方落としてサイズの刻印を確認するが、一見「1」の刻印が有ったので 既に1ミリオーバーサイズでボーリングされているのかとも思った(汗)
カワサキから純正部品として供給されていた最大サイズが1ミリオーバーなので、そのピストンを使用されてたなら通常は限界となるからだ。
 
しかし、簡単な測定の結果 その数字は、おそらくロット番号の様で、実際はスタンダードサイズのピストンなのが判明して一安心(笑)
 


話をシリンダーヘッドに戻して… 依頼者からの要望の一つは、黒塗りに塗られてるヘッドのペイントを落として綺麗にして欲しいとのこと。
サンドブラストを駆使しペイントを削り落としアルミの地肌を出す。

バルブガイドも要交換な程度にバルブとのガタが発生していたので今回も純正部品を用意する。(画像には2本しか映ってないが、イン&アウト共に同じ物を使用する)
もちろん、ロッカーカバーも同じ仕様でブラスト処理したので組立の仕様はシリンダーの黒ペイントと相まってメリハリが利くだろう。
ヘッド&シリンダーを加工屋さんに外注してる間に、ネジ類もユニクロメッキ処理の外注に依頼する。
 

2008-11-25(Tue)

ペダル付きカブ系モペッドのオーバル走行!!

先日24日の振替休日の午後、ツインリンクもてぎのスーパースピードウェイはスーパーカブ系車輌で埋め尽くされた。
とは言ってもほんの一時ではあるが…(笑)

レースシーズンが済んだ今の時期に毎年行われる『Enjoy Honda』(Honda Racing THANKUS DAY)なるイベントの中のプログラムのひとこまとなる。
現役レーサー&ドライバーと競技車輌とのコラボレーションが華々しいメインのイベントは、ツインリンクもてぎのホームページをご覧頂いて、こちらは私事だけにします(笑)
 


先週末から小春日和が続いていたのが、天気予報ではイベント当日には傘マークが着くことになっていた。
しかし当日の朝は、雲も少なくとても雨が降る様な気もしなかった。 また予報の天候が先送りになれば良いな♪ とも思ったが、ツインリンクに近づくに従ってみるみる雲に覆われて行った。
そんな中でも各地からぞくぞくカブ系車輌が集まって来る。 受付から待機場所のパドックは、新旧取り混ぜて総勢200を越す台数で埋まった。



久々に会うことが出来た方々も居たが、そんな中の一人は「ホンダ100株会」の事務局を務める浅倉さんだ。
全体に丁寧に時代を育んだ趣がある、良い感じに遣れた純正ダブルシートも似合うスーパーカブC105で参加。 発売当初からの標準色となるマルエムブルーの塗色もまた良い状態である。
10年近く前だが、100株会が埼玉の秋ヶ瀬公園で行っていたミーティングに、C310で参加させて頂いた頃からのお付き合いと言える。
 


満を持してコースインとなるが、メインスタンド前で行われてるプログラムが終了するまでピットロードで待機するが… その時間もエンジン始動状態で待機することとの指示であった。
そんな待機時間は20分位はあった様に思えた。 パレード事態は1周で終わるので燃料もそれに合わせた程度しか入れてないこともあり、ガス欠も危惧して10分程でエンジン停止してしまった。
他にも自己判断で停止された方も居た様だが、幾ら世界に誇るスーパーカブでも200台を越える車輌が密集して何十分もアイドリングしてるのは温暖化にも環境にもよろしくない(爆)  この点の段取りの悪さだけは残念だった。
 


やっとコースインすることとなったが、メインスタンド前まで高橋国光氏+C100 と宮城光氏+ハンターカブが先導して、少し遅れてかダニ・ペドロサ氏+レプソルカラーのカブで登場し、3方は特設ステージでインタビュー後 パレードランは再スタートとなった。

しかし、再スタート時には壇上に上がった 国光さん達は居らず、先導されたのはそこまでの たった200メートル程度で終わったのだ(汗)



いよいよパレードランの本番となるが、C310でこのオーバルを走るのは今回が2回目である。
1回目は昨年 水戸藩カブが主催した「みんなで走ろうオーバルCubParty」であったが、その時は皆さんの走りには着いて行けませんでした(汗)
何故かと言うと、そのイベントでは速度無制限と言うことと、C310はヨーロッパのモペッド規格に合わせるべく最高速度が40km/hまでしか出ない設計である為だったのだ。


 
今回は、パレードランとのこともあり巡航速度をおよそ30km/hと打ち合わせてあったので、出だしで遅れをとるモペッドでも頑張れば追いつくくらいであったので良かった♪
ガス欠にもならず、ドライ路面で無事走れたのはホッと一安心(笑)
 
しかも、本日の天気予報では午後3時くらいから雨模様と聞いていたので、走行終了予定が1時15分で、その後色々やってても遠い駐車場に停めてあるトランポまで戻るにしても2時過ぎには納まるかな? と…。
実際小雨が降り出したのは2時半廻った頃なのでベストタイミングで雨を避けることが出来た♪ 自走された方々は冷たい雨を見舞われたろうけどコースイン中の雨でなかったのは幸いと思える楽しいイベントであった。
 

2008-11-24(Mon)

今年最後のスーパーカブ50周年イベントと、ついでのエスロク

本日は、ツインリンクもてぎに於いてホンダの主催で「Enjoy Honda」(Honda Racing THANKUS DAY)なるイベントが開催される。
毎年この時期に、今シーズン世界中のレースシーンで活躍した2輪4輪のマシンと現役ライダーによるパフォーマンスをファンに披露する 感謝祭の様なイベントを行ってる。
 
そこで、今年は “スーパカブ誕生50周年” にちなんで 『スーパーカブ スペシャル ミーティング』 と題したスーパースピードウェイ(オーバルコース)のパレードランが行われる。
こちらもあくまで、ホンダ製品をご愛好頂いてるオーナーへの特別プログラムの様だ。
 


これが、今回の招待券代わりとなるステッカーであり、ヘルメットの右側面に貼ることを指定されてる。
このステッカーに因り、ツインリンクの入場はもとよりプログラムへの参加が許されることとなる。
 
尚、招待券の説明に因ると、「使用時間が終了次第、剥がしていただきますようお願いいたします。」 となってる。
スーパーカブのサイドカバーの形態をあしらった特別ステッカーであり「再剥離タイプ」なので保存する方が多そうだ(笑)


 
ワタシは今年の4月にかつてのホンダファクトリーカラーにペイントしたヘルメットを着用する予定で、昨日ステッカーを貼り付け準備をした。
カブ系車輌には 実におこがましいカラーリングスタイルのヘルメットとなるが、着用するワタシ自身恥ずかしい気持ちである(汗)
実際、ペイントして半年以上になるが、新品状態のクロムウェルには未だに購入時の値札が着いてるくらいだ(笑)
 
以前も書いたと思うが、ホンダ創立50周年の頃に製作されたファクトリーカラーのお椀型ヘルメットは、現代の規格に合わせた帽体になる為に個人的にはとても馴染めないでいる。
そんな創50のヘルメットよりも何年も前から製作しようとヘルメットは15年以上前から用意していたモノであった。 そして本格的着用はいよいよ本日となる(笑)
 

 
そして、個人的には物々しい意味合いのヘルメットを着用して操る単車はと言うと…、 ペダルが着いた海外現地生産初の専用モデルでポートカブ系のヘッドを持つ昭和38年式ホンダC310となる。
昨今は「スーパーカブ誕生50周年」にちなんだイベントが多いこともあり出番も多くなってる(笑)
 
今月始めにも青山にあるホンダの本社で行われた
カフェカブミーティングでは、正式名称に「カブ」と入らないまでも章典にも選ばれ墨付きを貰った♪

ついでだが本日は、小春日和とも言える風もなく穏やかな暖かさに誘われて半年以上振りにホンダスポーツを表に出して走らせてみた!(笑)


 
折角なので、ドアップ画像を一枚☆
グリルに着くバッチは、まだ昭和の頃にクラシックカーの走行イベントとして筑波ミーティングに参加した時の記念バッチである。
その時は、この車輌ではなく、同じホンダではあっても昭和42年型のN360でのエントリーであった。その車輌は平成に入って間もなく手放してしまったが実に名残惜しいモデルでもあったが、残しておいた記念バッジは色合いが良いので、このエスロクを乗り出した頃から装着してる。

因みにヘッドライトは、マーシャルのW反射を使用。 マーシャルヘッドランプは昭和の頃から愛用していて2輪4輪問わず個人的な装着率は高いのだ(笑)
 

2008-11-23(Sun)

かと言って、至れり尽くせりなワタシではないが…

質の高いバックアップ体制をとる全国チェーン店の常連さんが、数ヶ月前に購入されたカワサキ650W1S-Aの修理依頼をされてきた。
購入されたお店では、直後の不具合をフォローされる一定期間があるようだが、その時点で気に入らない箇所の指摘及び対処には前向きだったようだ。
しかし、オーナーさんは何故かその期間中でも口コミで聞いて来られワタシに助言を求めて来たのだ。
 
全国チェーン店とは、少なからず関係を持っていたので、その立場も分からないでもないが、エンジンオーバーホール専門工場や整備技術研究所などまで完備していて、当たり前だがワタシのところ等足元にも及ばないくらいにスケールの大きな二輪専門企業だが、かと言って規模が大きくなると 痒いところに手が届かなくなるのか?(汗)
 


購入に際し、予算的な所で妥協点を見出して購入を決定したようなので、あまり我が儘も言えない部分は有ったようだ。
しかし、購入直後から他のダブワンオーナーとの交流を活発化し、それまで知り得なかった情報を取り入れて、自身のダブワンの置ける姿の位置づけを把握して行った。
 
最初に連絡を頂き、乗ってやって来た時の印象は、独特のダブワンならではの歯切れ良いサウンドは感じなかった。
近所に気を利かせてスロットルワークを控えめにしたのかとも思ったが、そぉでもないらしい。
しかし、オーナーさんはダブワンの購入を考えた切欠は “音” であったので、その切れの悪さは気に入らなかったようだ。
 


鋳鉄シリンダーの黒色塗色と相反するアルミシリンダー&ロッカーカバーのメタリックは、本来の姿を隠すようにシリンダーヘッドを黒色ペイントで覆われていた。
シリンダーをベースで押さえるナット&ワッシャーは銀色に刷毛塗りされてプラモデルのようでもある(汗)

しかし、これらも含めて購入時は納得してるので仕方ないところではあるが、やはりオリジナルの様な姿に戻したいとのことだった。
そこで、腰上オーバーホールに因って本来のサウンドを蘇らせたいとのことと同時に黒ペンキを落とし、ネジ類をリフレッシュさせる作業を指示される。
 


排気音の歯切れの悪さは、バルブ周りに要因があるかと思われる。 
とは言っても いつもの様な基本整備を行うのだが、それで何処まで改善するかは分からない。 しかし分解して直ぐに分かった事に、左側ヒートインシュレーターとヘッドの間に入るガスケットが無かった(汗)
その代わりって訳でもないが右側は、エキゾーストパイプガスケットが入って無かった(^^;
 
ロッカーカバーを締め付ける8ミリネジは表にから見えるモノに限っては、案の定オーバートルクで締まっていた。
しかし辛うじてネジ山が崩れてる感じにうかがえなかったのは幸いだ(汗)



ヘッドを止める9本の10ミリボルトの座金には複数のズレ込んだカジリが有ったので、過去にヘッドを開けた形跡は見受けられる。
となると、ピストンもオーバーサイズを使いボーリングされてる可能性も考えられた。
 
W1S-Aからはバルブのステム径も太くなりガイドにオイル下がりを抑制するシールを新設されたが、このシールは経年で熱硬化に因りプラスチィック化し効果を発揮出来ないモノとなるが、今回もご多分に洩れずカッチカチ!! (下の画像にバラバラに砕けたシールの欠片が見られる)
しかし、かと言ってオイル下がりに因る白煙が気になることもないのはダブワンには珍しくないことだ。
シールにはスプリングが入らない専用タイプを用いるが、それは多少のオイルがバルブへの潤滑効果を狙ったことに因るのかも知れない。


 
シリンダーヘッドを外し バルブを抜く時点で、スプリングを押さえるスプリットカラー(コッター)は、バルブの溝に食い込んで簡単に剥がれてくれなかった。
スプリットカラーの食い込みに因り溝にバリが出来てしまったので、このまま引っこ抜いては使えるガイドまで駄目にしてしまうので、ガイドから抜く前にオイルストーンや紙ヤスリを使ってバリ取りを行う。
 
インティーク側のガイドはガタが少なかったが、エキゾースト側はと言うとこれ又ご多分に洩れずと言った所だろうか…?(汗)
そんな続きは、また後日にでも(笑)
 

2008-11-21(Fri)

他社流用品

部品の供給が絶たれた古めの車輌では、入手し易い現行パーツの中に流用できるモノが無いか目を見張らせることもあるが、今回は裏方の部品なので機能的に満たせて価格も満足ならそれで良いとする箇所である。

そんなカワサキW1シリーズのバッテリーを押さえる為のゴムバンドは、カワサキから供給されなくなって久しい。
恐らく20年前には既に供給を絶たれてたかと思われるパーツの一つだ。
今回は、
がちょさんが手に入れたW1Sに珍しく純正品のゴムバンドが着いていたので紹介する。
 


がちょさんが手にいてたダブワンは平成4年の夏を待たずして車検切れでお蔵入りしたようで、恐らくその頃にバッテリーを外したため取り付けゴムに負荷が掛からず切れることを免れたのかと思われる。
特徴的なスタイルのバンドだが、通常使用していれば現時点まで切れずに保たれるハズがないくらいに劣化してしまう箇所であるから…
 


しかし、この純正オリジナルのゴムバンドも風前の灯火となり、装着してると切れるのは時間の問題である。
とは言っても、バッテリーを装着しないことは 乗るな! と言うことに同じであるが…(汗)
まぁ切れた所で、サイドカバー内に納まるバッテリーが外れて落ちることもないのだが、ガタガタ騒がしくなるのは必至である。
 


純正品でないのなら代用品を使うのが常であるが、日頃 ホンダドリームCB750Fourの修理車も絶えないので目に付く同じ用途のバンドはと言うと…。
ホンダからは今時点では普通に供給されてるパーツとして画像左側のスタイルになる。
ダブワン専用部品からすると短いのだが、それはゴム製品で新鮮なこともあり伸びるので装着も出来るハズ!!
しかもダブワン用のモノより厚みもあり一見して丈夫そうだ。



ワタシがダブワンに使用する様になって既に10数年は経つが、今まで切れたのを確認したのは一台だけであった。
当初は、両端の金具をカットし要らないスポークをそのゴムの穴に通し、純正品の様な取り付けスタイルを取っていたのだが、最近は面倒になったので画像の様に斜に掛けて済ませている(汗)

今回 がちょさんのダブワンがモデルになってるが、がちょさんはコダワリ屋さんなので純正品が切れるまでは純正品を使って頂いた方が納得しそうだ(笑)
因みにナナハンのバッテリーバンドは、現時点の価格は350円足らずでホンダ純正部品取扱店で購入できる。
 

2008-11-19(Wed)

置物としてのタイヤと走るためのタイヤとは…

先月、数年振りの車検依頼にて紹介したメグロ500スタミナKだが、その車検取得の切欠は息子さんがカワサキ650W1を乗り出したことに因るのも以前記事にしたが…。

そしてその後 親子で連んで走ることもあったようだが、昔から右チェンジに慣れ親しんでるオヤジさんだが、さすがにダブワンとの排気量差をカバー出来るほどではなかった。
それだけなら良いのだが、その足を引っ張る様にタイヤが食い付かないことが走りをセーブさせてしまうようだ(汗)



以前紹介した時に、ノンレストアチックが醸し出す独特のオーラの一端に新車当時のスタイル同様のタイヤパターンもお気に入りの一つであったが、置物としては十分に活躍出来はしたが乗り物としての評価は低くなってしまう。

そんな訳で先日 前後のタイヤを入れ換えに来られた。
完全たるリブパターンのフロントタイヤは硬化してはいるが溝はまだまだ残ってる。 とは言ってもタイヤとしての機能は完全に終わってる…(汗)
真新しいタイヤは、ダンロップF8と言う銘柄でもちろん同じサイズとなるが、現代としてはオーソドックスなパターンとなる。
 


後輪に長年装着されてたのは、ダンロップユニバーサルで昭和30年代の一流二輪メーカーの殆どが指定されてたと思われるほどメジャーなパターンであった。
先月の車検前に記事にした時の画像と比べると、真ん中のブロック状の山が繋がって来てるので 数年のブランク後に如何に一気に乗られた感じか分かるほどだ。
きっとゴム質の劣化により消しゴムの様にみるみる摩耗して行ったのか?  いずれにしても食い付きは全く期待できない(汗)
 
交換した新しいタイヤはフロントと同じメーカーでダンロップK87の同サイズとなる。
この銘柄は言わずと知れたホンダドリームCB750fourを世に出す時にダンロップと共同開発したモノと同じなので、開発から既に40年が経とうとしてる長寿パターンとなる(笑)
 


さて、前後輪のタイヤもリフレッシュされ コーナーリングでダブワンに大きく離されることもなくなるか?
そんなことより乗り心地にもハンドリングにも影響する重要な要素でもあるタイヤが新しくなったことで安全にメグロを走らせることが出来る方が、爽快感をもたらすのではないかと!?(笑)
 
外したタイヤは処分しないで記念に保管しますか?と尋ねてみたが、いくら骨董好きな性分でもそれは要らない! と言われてしまった(汗)
ミュージアム等でのタイヤは見せ物としての重要な役割からはパターンも重視したいが、さすがに公道を走らせることが優先となると何処で割り切るかが個人でも差が出来るところかと…

以前、ホンダのミュージアムに展示するカワサキ650W1Sをコレクションホール担当者がレストアする際、フロントタイヤに現行のパターンでお茶を濁そうと履かせて準備してた時にたまたま相談されて新車時の指定パターンに因り近いダンロップF6を譲って履き替えてもらったことがあった。
前向きにディスプレイすることが多いのでフロントタイヤパターンは重要な要素でもあるが… 
 

2008-11-17(Mon)

飽きっぽい性格が幸いして?

そぉ言えば… この方は以前に紹介したことが有ったかどうか… 紹介して良いものか? と思案してはみたが、画像を納めた時から ご本人さんはワタシのブログが気になって仕方がなかったと言う。
もちろん記事にして欲しいとのことでだが(汗) 

何故 思案したかと言うと、明治21年に創業した有名企業に勤めながら 個人的にはワタシより遙かに単車の売買を行ってる ある意味商売(上手)人とも言える人物であるからだ。
そんな方が夏のある日 所有単車の一台でもあるハーレーダビッドソンに乗ってやって来た!



共通の知人に紹介されて初めてやって来たのは既に15年くらい前になるだろうか、当初は若い頃に憧れた単車であるホンダドリームCB750Four を全国チェーン店で購入し そのメンテナンスの為に訪れたのが切欠。
そんなナナハンを乗りだし若い頃の記憶を思い出し始めると、かつて借りて乗ったナナハンは 夜間走行にメーターのイルミネーションが鮮やかだった事の違いに気付いた。
そぉそれは チェーン店で購入した CB750K1 ではなく、透過照明で文字盤に目盛りがくっきり浮かぶ ナナハンK0であったのだ!(汗)
 
しかし何十年かの単車ブランクに火を付けたのは K1ではあっても同じナナハンなのは間違いないし、基本的な乗り味も代わらないので 良しとしていたが… 
コダワリ屋な性格なオヤジは間もなくK0へと触手を伸ばし知人を介しベース車の購入に至る。
 
そぉなると それまで所有していたK1は、同級生でもある単車乗りの友達に転売することに… それから十数年が経とうであろうか 気に入った車輌を購入しては手放す! の繰り返しでいつしかブローカー紛いな感覚になってしまっていた(汗)
 


この時にハーレーを乗ってきたのも、丁度仕上げてるナナハンK0のメーター器の文字盤をマイル表示から国内仕様のキロ表示に替えて欲しいとの依頼と、足りない部品の確保のためでもあった。

ブローカー紛いとは言ってみたのは、ベース車を購入しては乗りだせるまでに仕上げて車検を取得し、実際ツーリング等に数回使用すると飽きがきてしまうのか? そのツーリングなどに同行した方々から売らないか?と打診されると直ぐに値段が弾かれ価格提示されることが、通常の単車オーナーと一線を画すところだ。
今までにそんな車輌は、CB750Fourに始まってモンキー・ゴリラ・ダックスの4ストチビから W1S や 500SSH1 や GT750 や RZV500R等々数知れず(汗)
昨今は砂型エンジンのナナハンK0も何台となく購入→仕上げ→販売を繰り返すほどである(汗)
 
画像のインジェクションモデルのハーレーも彼のセンスにより給排気系を中心に良い感じなモディファイがされてるが、そのセンスの良さと当たりの良い性格が買い手を誘うのかも知れない。
 

 
現在は、この画像手前でブルーグリーンの塗色の砂型エンジンナナハンK0(この時はタイヤ交換にやって来た) と金型エンジンのK0 に カワサキZ1とマッハ500SSH1-A やダブワンまでも所有してるが、一年後にはどんなに入れ替わっているか?(笑)
 
実際、最初から営利目的ではなく自分の欲求を満たすのと手持ちぶさたを解消する感覚に、完成すると乗り回しはするが そこに飽きっぽい性格が絡んで 興味のある相手に当たると小気味よく算盤が弾けてしまうのかも知れない。
その購入者も十分な試乗までされてる車輌には満足出来てる様で、決して恨まれる様な商売人的存在ではないようである。
もっとも敵を作るような人間ならワタシ自身敬遠するだろうし、本人だってウェブ上にこんな記事を載せられたくないだろうから(笑) 
 

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☆シルバー

Author:☆シルバー
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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