2015-12-17(Thu)

不安材料の払拭(その2)


先日の記事「不安材料の払拭(その1) 」の続きとなる ホンダドリームCB250の調整&整備その2

その1では電気系及びエンジン調整はまずまずと言った感じなので、フロントブレーキやその他の気になる箇所のチェックを行う。



まず、ありがちなフロントアクスルホルダーの方向性無視装着



ブレーキシューの残量が気になるのでチェックして欲しいとは、現オーナーの依頼だが、シューの母材にベアリングを交換した走行距離やブレーキのオーバーホール日時がマジック書きされてる

なんて几帳面な性格の方が整備されたのだろう
 とてもワタシには真似出来ないマメさと思うが・・・ これを書いた方が、あのアクスルホルダーを組んだのではないと思いたい



ベアリングを交換されてからの走行距離は 2,900kmほどだが、指を差し込んでの回し具合は抵抗感が大きい

激しいゴリゴリ感やガタがある感じではないが、スムーズさは全くない
ベアリング交換の際に、ガチガチに打ち込んだのだろう

左右のベアリングのインナーレースを繋ぐように、内部にディスタンスカラーが入るが、それと一体となるのが好ましいとも、しかし必要以上の側圧が掛かった状態で不必要な転がり抵抗があるのはマズイだろう。



ベアリングプーラーにて、ほんの僅かで良いので引き出してやる
余計な力が抜けてリラックスした感じにベアリングが回転してくれるようになった



ホイールの組み付け時には、アクスルホルダーの方向性はもちろんのこと、ブレーキパネルを保持する為のトルクリンクを一体化させるボルトの廻り留め(タングドワッシャー)も新調する

今まで装着されていたのは、それこそ当時物と言わんばかりに何度も使い回しされてクタビレ感の出てる代物だった。

ツーリーディングアームの調整もし、ブレーキ周りのチェックを済ませる



各部のグリスアップを始めると、まずはスイングアームシャフトのグリスニップルが潰れてると言うか、削れてると言うか
見た感じ昨今の事情ではなさそう
 ともあれニップルを交換しなければ先に進まない



ニップルの交換治具として、以前にも紹介したことがあるが、カワサキ純正の750RSや650RS-W3などでお馴染み、ウインカーステーの配線穴が無加工でピッタリの大きさになってる。

しかも打ち込み易いサイズ



ホンダ純正のニップルの鍔にカワサキの部品が役に立つ

削れたニップルはお役御免



マフラー側に装着されるはずのサイドスタンドストッパーラバーも不在だったので新調したが、それまではサイドスタンドのアーム側に結束バンドを駆使してゴム板状(古いチェンジラバー割いた物?)のが緩衝材とされていた。

マフラー側に当たり前に装着したストッパーラバーは、ホンダCB750Fourや、スーパーカブを始め多くの機種に採用されてることもあり、価格も100円に満たない程度なので、常時在庫してるほどだ



これまでで、交換した部品の一部になるが、右マフラーはサイレンサーをネジ留めする元の所から吹き抜けていたので、サイレンサーが装着されていた左側との音の差から、当初は片肺気味に思えた原因でもあった

プラグは、まだ古くはなかったが、抵抗入り&突き出しタイプだったので、標準タイプに戻すことにした。

これまた当時物風と見られる酸欠になりそうなエアーエレメントも新調し、スロットルケーブルとクラッチケーブルも交換した(画像にはないが)

と、一通りの作業を済ませて、予定の引取り日まで預かるのだが、2,3日後には何故か右側キャブからガソリンが滴り、再び片肺気味になってしまうのであった



ここまで来ると、原因は絞りやすい
フロートを取り外し振ると、案の定 内部で液体がチャプチャプ言ってる
以前に補修された跡はあるが、よく見ると細かなヒビ割れも数箇所見て取れる。
この手の場合は、フロートが沈み込むまで時間が掛かることから、即納でなくて良かった

これもCB72やCB750Fourなどと互換性があるので、在庫してることから迷わず交換することにした。



キャブレターを弄ったことで、今一度試運転を行い全体の確認をする。
最後なので、バックミラーも左右装着した状態になってる

全ての不安材料を完全に払拭したとは言い切れないが、時間や予算の制約もないこともないので、この辺で現オーナーさんに確認走行していただく。



田舎道で適度な距離の試運転で確認してもらうために、ぐるっと数キロの簡単な走行ルートを指示してみたが・・・・
排気音が聞こえるか聞こえないかで、引き返されてきた
いきなり何処かの部品でも外れたのか
  と、すかさず聞くと、何キロも走るまでもなく預ける前との変化を体感できたとのことだった。

この後、まずは帰宅まで100キロ以上走るが距離を重ねて馴染んで、この単車との信頼をもっと築いてください。

とは言え、異音や操作性の不具合があるようでしたら、それにまで馴染む必要はないので、それはそれでまたチェックしましょ~


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2015-12-13(Sun)

不安材料の払拭(その1)


以前からグルッポR.S. のイベントなどで ご一緒させて頂いてる方から、ホンダドリームCB250を入手したのだが、走行に少々不安があり、特にスーパーラウンド・ラリーでも安心した走行が出来るようにならないか
と相談を承けたのだが、そもそも前所有者の話では、エンジン腰上のオーバーホールは済ませてあるとのこと、今回100キロ強を高速道路での自走走行で来られるとのこともあり、少々疑心暗鬼気味なのでは
とも思いながら、まずは車両の状況確認と試運転をしてみる

オーナーの感覚では終始片肺気味に感じるとも・・・、
傍から見てても、エクスポート独特の軽やかな排気音は奏でてなかった



確かに、マッタリ、ノンビリ走るには支障がないが、調子が良いとは言い難い走りではある。
走りに覇気がないと言うか、軽快感がない。
 
このモデルは言わずと知れたCB72の後継機種であり、エクスポートからセニアへと70年代前半まで人気のあったスポーツ車であるのだが、腰上オーバーホールをされた割には、残念ながら疲れが伺える状況だった



腰上のオーバーホールを兼ねてか、排気量アップもなされてるようなのだが、減速比は以前のままなので、スプロケットも交換するようかな

しかし、作業予算と現状のスプロケットコンディションを踏まえて、ホイール側は現状の歯数のままとし、エンジン側の歯数変更で減速比の調整を試みることに



試運転前に状況確認した際に腑に落ちない点が数カ所に見られたことを踏まえ、エンジンの調子以前に問題視するべく、制動関係の点検を行うが、やはり
 
トルクリンクのスイングアーム側の取り付けボルトは変に隙間が見られるし、割りピンも不在だ



この段付きボルトは、トルクリンク固定のブレーキパネル側になるが、こちらは何故か割ピンを無視しダブルナットに施工されていた。



穴に埋もれた割ピンの残骸をほじくり出し、サビの目立つ部品と共にユニクロ再メッキを施すことにした

エンジン以外の整備として、劣化著しくテープなどで部分補修されていたメインハーネスの交換を含めた電気関係のチェックも・・・。



エンジン側のスプロケット交換にて減速比を変える手段に出たが、懸案だったクラッチプッシュロッドとのクリアランスも問題なさそうだ

劣化していたドライブチェーンも、この際交換



吹け上がりの鈍さはガスの濃さの影響か・・・。
油面のチェックをしてみると、逆に規定から5ミリ以上も低くなってる

前の所有者から受け渡される直前に、キャブからのガソリン漏れがあったことから、燃料コックとフロートバルブを新調されたと聞いたので、そのフロートバルブの構造によっても差が出るので、再調整されなかったのでは
 とも思えた。

その際に、チャンバーパッキンは劣化したまま液体パッキンで処理したようだ



この手の縦型エンジンの場合、キャブレターのメインジェットは、2個使われていて、それらはよく見るネジ込み式のジェットではなくOリングで気密を保たれスプリング材のプレートで押さえられている。

そのOリングは古くなると縮小して固くなるのが常だが、これも例に漏れず気密を保てず・・・、までは仕方ないが、交換されずに水道工事などに使われるシールテープで施工されていた

しかし、この手の施工を見たのは初めてではないのだが、これはこれで何処かで推奨してたり


別の車両で(その時も同じエンジンモデルのCB250であった)初めて見たときの状況は、そのシールテープが悪さをして著しく不調を来たしていたが・・・・ 画像は撮ってあるのでまたの機会に紹介したい



タペット調整にカムチェーン調整、及びポイント調整などなどを行い、これまた劣化したエアーエレメントも新調し、メインハーネス類も交換した後に、エンジン始動後に点火時期調整も行ってから、試運転の準備をする。



エンジンの吹け上がりは軽快感を取り戻した感に思えたので、試運転しようと、ポイントカバーの装着をし再度エンジン始動をしてみると、ほどなく再び片肺気味に

原因はポイントカバーにもあるのか
 と良くよく見てみると、向かって右側のポイントのリード線接点部のカバー側が凹んで抵触するようだ
 
すかさず凹みを修正し、再度装着すると、素直に片肺気味は解消してくれた



当初の試運転からすると、走りのレスポンスは取り戻したように思えた
が、 まだフロントブレーキの点検調整や気になる箇所もあるので、今回の試運転は不安払拭依頼の7割程度は果たせたように思える

このあとも残りの作業は続くのだが、記事も後編に続く・・・



2014-06-27(Fri)

あんなのやこんなの。。。


ここ最近は更新頻度が下がると同時に、イベント&ツーリングネタに偏ってしまってる。
本当は、書庫を設定してる内容を万遍なく書くのが理想的とも思えるが・・・ 今回は一年以上前から記事ネタとして画像保存していたが半端なモノも含めて羅列してみる
 

 
と、イキナリこれは半端なモノではないが、一昨年前の残暑厳しい頃に預かって、ブレーキ周り及びホイールとスイングアームブッシュなどの整備をして、昨年の春頃に引き取りに来て頂き試運転される時の
 この整備ネタの画像も多く残してあるが、後ほどタイミングを見計らって書かないと
 
それはそ~と、距離を乗られる方なので、それに応じたスイングアームシャフトへのグリスアップをされてると良いが・・・・
少なくとも車検時には行ってると思われるので大丈夫だろう
 
 
 

 
前出のナナハンをリフトに上げての整備タイミングなので、一昨年の秋頃の
だろう。
中央に写る MV125Sは、この直後 県外の依頼者宅まで試運転を兼ねて自走納車に行ったのだが、その記事も書こうと思って一年半も経ってるし・・・
 
 
 
 

 
この車両も一年以上前の調整預かりで入庫のCB500Fで、このオーナーさんは地元の方なのだが、随分遠回しでワタシの元に来られたと話されていた。
 
ワタシ自身の整備は必要以上に完璧を求めない。 比較的アバウトな方と思ってるのだが、そんな性格なワタシでも これじゃ可哀想だと思えてしまう状況で乗られてる方も少なくないようだ。
逆に言えば、近所の方でも調子良く乗られてるなら、ワタシは用無しだろうし知らない存在でも良いと思う
 
 

 
 
こちらの所有者さんは、これも前出のCB500Fのオーナーさんからの紹介で来られた方だったと記憶する
奥に写るCB400Fを走行状態に戻してから所有者好みのスタイルにしたのだが、持ち込まれた時は、車検は残ってるモノの不動状態で前所有者から受け継ぎ持ち込まれたのだった。
 
CB400Fが不安なく乗れる状態になったので、今度はカワサキのFXに触手を伸ばした訳だが、こちらもこの後もぉ少しスタイル変更になる。
これ以上新しい単車は車種を限定しないとお手上げ状態だ
 
 
 
 
 
 

 
これはまだ辛うじて一年経ってない出来事
この車両自体10数年前に、全体の仕上げを頼まれて乗れるようにしたのだが、納車後にオーナーさんは運悪く多忙を極めていたが、少し時間が作れるようになった矢先に体調を崩して、ろくに乗ることもなく放置状態となったモノだ。
 
前オーナーと懇意にしていた知人の自動車屋さんが受け継いで、乗ろうとしたが一向に始動が出来ずに持ち込まれた。
 

 
状況を聴き症状からクランクシールから二次エアーを吸ってる様に思え、まずは簡単で且つホンダから純正パーツが入手可能なフライホイール側のシールを疑うべく分解点検した。
 
画像は既に新品のシールを装着した後のモノだが、こちら側のみの交換で一旦始動確認してみる。
 

 
 
装着されていたオイルシールは、分離状態で填っていた。

右側は装着前の完品だが、左のそれは同じモノに見えない
 
これじゃどんなにキックしてもエンジンが掛かる訳がない
 

 
 
始動確認すると運良くキック数発でエンジンは復帰した
いつものコースで走行確認も行うことにした
 キャブレター本体の不具合もあり、途中 愚図つくこともあったが、これは依頼人も承知なので、これ以上の追求は止めることにする。
 

 
 
オーナーさんに状況を伝え現状を確認して頂くために試運転をしてもらう。
この後の調整を含めた作業はご自身で煮詰めることで、納得してトラックに積み込んで行った
 
 
 
 
 

 
こちらは昨年の初秋のころだったろうか、以前から所有したい単車なのだ
 と言われていたCB250セニアを手に入れた
ひでともさんの登場
 
 

 
各部の点検を依頼されたのだが、アクスルホルダーの取り付けはアリガチな状況だ
だからと言って外れる訳ではないが、これを含め ひでともさんが入手してからこの日までに気になる項目を少しずつ潰して行くとのことだ。
 

 
入手当初 電話で、フロントフォークの動きが堅くゴツゴツするとのことで、状況からオイル量を疑い若干量抜いて試してもらったら改善したのだが、 この日は適正量への入れ替え作業も行う。
 

 
CB250エキスポ系の部品はストックしてないので、今後のパーツ入荷を待って後日再び各所の調整をすることで、この日は出来る範囲の作業で済ませた。
 
 
 
 
 
 

 
こちらは、たまたま入庫が重なったカワサキW1S-Aだが、このタイプは青系統が二種類存在したわけではない。
左側の車両はかつてエビぞ~さんが乗っていた車両だが、その前にハヤロイドさんが所有していた時から、燃料タンクはショーモデル(プロトタイプ)の塗り分け方で色違いにしていたのだ。 そして今の所有者になって青/黒の純正タイプに戻したいとの依頼で2年ほど前にワタシが塗ったモノだ。
 
右側の車両は、他店に依頼して そこから外注先(この手の車両を得意とする塗装専門店らしい)で塗ったようだが、青の感じはどちらかと言うとW1S系の色ですが、何か勘違いして塗ったのかと思うほどだ。
オーナーさんは特に気にされないので問題ないようだが、これもアリガチですね
 
 
 
 
 
 

 
こちらは最近の事柄だが、まぁ~梅雨なのにカラッとした良い天気
 
この車両は依頼を請けてから6年になるかな
 今も以前も急ぎの依頼は請けられない主義なので、預かる時も状況説明はしてますが、この度は作業も済ませて試運転の運びとなりました
 

 
試運転しないと分からない症状だったのは、ミッショントラブルだったからだ。
低いギアーの時の加速では必ずギア抜けする症状が出てしまっていた。
そこで、前々から所有しているCB450K0のエンジンから良いとこ取りとなり、結局2機分解し、ミッションコンプリートの移植となった。
 
腰上も騒がしい状況であったのだが、こちらは調整範囲で済ませ、試運転の感触は上々だ。
特に驚いたのは、6年ほど前のガソリンでも難なく始動が出来たことだ
 
 
 
 
 
 

 
因みに、最近はこの様な車両も成り行きで持ち込まれてしまってる。
 
これは、前出のCB400FとカワサキのFXを所有する方が、CBR400Fに手を出したのは良いが、何故かワタシのところに持ち込んで走行状態にして欲しいとなったのだ。
ワタシも断れば良かったのだが、何故か引き受けてしまったのが今となっては不可解だ
 
10年以上前に車検が切れて、スロットルリンクまで固着した不動状態だったが、何とか車検取得にまで持ち込み、例の場所で試運転を繰り返してみた訳だが・・・ 本調子になるまでは今一歩な感じなので、もう少しお付き合いしそうな予感
  
 
そんな昨今であったのだ。 でも、こんなに纏めて書かなくても良いんじゃないかとも思えた
 
 
2013-11-03(Sun)

使用感も出しながら・・・


本来なら車両が納まって直ぐにでも記事にしたいところだが、既に1年は経つ出来事となってしまった。
 
さかのぼること昨年の夏。 一般国道としては珍しく一部未舗装路もあると言うことで知られる山形県にある国道で、それは不運にも起こしてしまった
  

 
この車両 ヨーロッパはスイスの軍用車だが、70年代のモノでありながらオリジナル度も高い。
オーナーのアラタさんは、これを入手して初の本格的ツーリングであった。
 
やっちまったモノは仕方ないが、人的なダメージが少なかったのは不幸中の幸いである。
   
そして、その事故から数ヶ月経ったある日、自身の手配によりヘッドライトユニット及び、ライトケースに備わるメインスイッチカバーは、50年代のBMWと供用部品とのことで新品で用意され、その他の箇所の修理を依頼された。
  

 
まずは、歪んだヘッドライトケースASSYを車体から外し、何処を修理するか確認する。
走ることに対しては、事故現場から自走帰宅したことで、フォークを始め、フレームに違和感はないとのことなので、フロントフェンダーとライトステー及びケースの修正で事は納まりそうだ
  

  
取り外したライトケースの歪み具合をチェックする。
右側は、ステーを介して押された為、取り付けネジ部にダメージを受けてるのが分かる。
 
ライトケース右側に装着されていた、夜間照明用のライトも潰されてライトケースから電源を取るソケット部も歪んでしまってる
  

  
左側上部は、路面に接触しての削れがあり、先に路面と接触したライトリムからの押されての歪みも発生してる。
 
ケースの後方部は、右側からケースごと押されて、左のステーに押しつけられたため、その形で綺麗に凹んでしまってる。
  

  
ライトケース上面に貼り付けられてる各ステッカーも軍用時のオリジナルのモノとのことで、損傷はそのままでも出来る限り生かして欲しいとの要望だ。
 
さすがにシールもろとも削れ&歪んでしまってるので、一端剥がして待機してもらう。
  

  
右下側面の画像だが、ケースに備わるスイッチや電源ソケットなどを外し、歪みなどをハンマリングで整形する。
  

  
左側面も言うに及ばず、ひたすら叩いて整形する。
  

  
ライトステーの方も歪みを直す必要性があるが、こちらの仕上げ(塗装)は、刷毛塗りで済ませる予定なので、車体から外さずにこのまま叩いて整形する。
  

  
先に大まかな整形を終えたライトケースと合わせながら具合を見る。
この後、再び細かなハンマリングを繰り返し整える。
 
ケースの貼られた黄色のステッカーは、幸いその部分に歪みが見られなかったので、これ以上ダメージを与えないようにガムテープで保護し、仕上げの塗装時もマスキングで済ますことにしてる。
  

  
先にライトステーを艶消しの黒で刷毛塗りし、フェンダーの右側に有った歪みも簡単に修正しておく
  

  
ライトケースも刷毛塗り仕上げだと少々ワイルドと言うか、痛々しいので、パテ付けも行うことで塗装仕上げとした。
  

  
このライトケースも元来は、BMWと同型のモノを採用されてるとのことで、部品として手配する予定であった。
 
しかし、結構良い値段がすると聞き、それに対し板金塗装の方が割安なこともあって、修正する運びとなった。
  

 
フロントフェンダーの削れ部分は、軍用装備品の指定塗料を刷毛塗りで仕上げる。
これはこの方が、順当な仕上げと言えるだろう。 そのための塗料なのだから
 

  
そんな訳で、この車両の装備品まで丸ごと払い下げとして、現オーナーに引き継がれているのも ある意味スゴイ
 
乗車記録とでも言うのだろうか、何年何月何日の走行距離や何やら、数字以外は読めないのでスルーするが、事細かく記録されてる。
その他、ゴーグルや車載工具に、画像には写ってないが、スペアの電球類や何やら色々とオマケが付いて感じだった
  

  
仕上げとして、一部削れたステッカーを元の位置に貼り直すことで、完成とする。
  

  
こんな感じで、一部欠損されてるが、これもこの車両のオリジナルと言えば聞こえが良いかな
 まっ、都合の良いように解釈しましょ
 

  
事故時に完全に潰れた夜間照明は、後付で何とかなるので、入手した折りには装着して頂きましょ~。
  
簡単な電気系統のチェックと試運転ののち、特に不具合もなかったので、ドゥカティのエンジンを持つスイス軍用車両コンドルは納まる姿となった。
せっかくなので、同じスイス軍・・・ではないが、スウェーデン軍の自転車と記念写真を
  

  
ついでにちょっとクローズアップして紹介しちゃいます。
これは10数年前に、輸入業を行ってる知人より入手したオリジナル度の高い軍用自転車だ。
詳しい内容は不明だが、車体本体からタイヤにまで同じマークが入ってることと、その消耗品であるタイヤやペダルの減りも少ないことから、全体のコンディションも良好である。
 
以前は、多少の実用にも使ったが、元来スタンドもないし、サドルの位置も高いことから、ワタシにとっての使い勝手は良くなく、もっぱらオブジェと化してしまった。
いつでも稼働は可能なので、機会があれば乗り出したいとも思ってるが・・・・
  

  
話を戻して・・・・、
試運転したその日に完成の連絡をすると、翌日(丁度一年前)に行われるシングルドカミーティングに乗って行くとのことで、その晩の内に 引き取りついでにミーティング開催場所でもある東京まで乗って行かれた


  
彼がミーティングの幹事も務める訳でもあるので、その日に間に合って良かった
と言うか、間に合わせたのだが
  
今年の夏のツーリングも、この車両が活躍していたので、すっかり馴染んできてる様にも感じる。
昨日から本日(2~3日)にも群馬県でシングルドカ・ラリーが行われてるようだが、それにもきっと活躍してることだろう
 
 
2013-07-26(Fri)

新旧ディスコボランテ


タイトルの “ 新旧 ” と言っても、奥にある 50数年前の車輌を「旧」とした場合の 手前の車輌を「新」としたまでで、それでも40年は経とう。
 
燃料タンクの形状から「ディスコボランテ(空飛ぶ円盤)」の愛称を持ち、共にそれぞれの時代のMVアグスタとしては、最大排気量モデル(最上級モデルではないが・・・)だったと記憶する。
 

 
奥の車輌は、ブログページ左上のプロフィール画像にも載せてるMVアグスタ175CSで、以前 記事にもしたので今回は引き立て役程度に小さな存在とします。
 
手前の4本メガフォンのMVアグスタ750Sは、昨年暮れにエンジン始動その他 各部手直し依頼で入庫した車輌だが、既に納車済みとなってるので、手元にはないことから今回チョット登場して頂くことに。。。
 
作業の一部は後日 改めて記事にしようかと思ってるが、時系列的には他にも記事にしたいモノもあるので、いつの日にか
 
 
 
 
さてさて、明日の天気は如何なものかなぁ~
 
 
 
 
 
 
 
 



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☆シルバー

Author:☆シルバー
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思いっ切り旧式でもないが、比較的古い物は好き♪ かと言ってアナログ主義でもない 必要以上に高性能を求めない。 ってか高性能は扱えきれないので…。

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